ウクライナ交流会 シンボルは? ありがとう!ジャーコユ
ウクライナ交流会(写真1) 日本・ウクライナ 比べてみよう(写真2) ありがとう:Дякую(写真3)

 「三寒四温※」を繰り返して春がやってきます。さて、先週金曜の6年生は多目的室で外国語活動です。6年生はロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナから避難してきたオルガさんを講師にお招きし、豊中市立小学校外国語体験活動の一環として特別授業「ウクライナ交流会」をおこなっていただきました(下写真)。※三寒四温 冬の時期に寒い日が約3日続くと暖かい日が約4日後に続くこと。

ウクライナ交流会 ウクライナ ウクライナについて調べてみた。参考ウィキペディア:ウクライナは東ヨーロッパに位置する国で、東西1300km、南北900kmありヨーロッパでも比較的大きな国である。首都はキーウ。東はロシア連邦、北はベラルーシ、西はポーランド、スロバキア、ハンガリー、西南はルーマニア、モルドバと国境を接している。気候はおだやかで夏が長く冬は短い。青空のもと小麦、ジャガイモ、ヒマワリなどを産する農業大国であり、国旗の青色と黄色はそれぞれ青空と小麦を表す。小麦の生産はつとに有名で世界に輸出していたが戦争によって輸出できない状況が続く。ロシアとウクライナが、戦争によって小麦の輸出が困難になると世界全体の小麦供給量は減少し価格は上昇する。だから国内で小麦関連商品が値上がりしているのか!世界はつながっている。

 Todays Goal:ウクライナのことをもっと知ろう 戦争の惨禍から避難してこられたオルガ先生と西丘小はつながっている。ウクライナの戦争前の様子と現在の様子、家族について、日本に避難してからの生活等についてお話していただいた。オルガ先生と通訳の方が6年生の前に立つ。「ウクライナ交流会(写真1)」の始まりだ。いつもならグッドモーニングで始まる外国語の授業、今日はПривіт(「プレイヴィート こんにちは)で始まった。講師の先生が英語でウクライナのことをお話し通訳の方が流ちょうな日本語で6年生に伝える。チームワークは最高、お話の内容がわかりやすく6年生の目・耳・心に届く。今日の6年生は地球人としてお話を聞いた。

 先生「日本のみそ汁が大好きです」と自己紹介後、日本とウクライナの違いからウクライナを深掘りしていく。先生「みそ汁とよく似たウクライナの食べ物はわかりますか?ヒントは赤い豆、トマト・・・」6年生「ミネストローネ!」、残念!スクリーンに映し出されたのはボルシチだった。日本のシンボルのお花は桜、ではウクライナのお花は(写真2)?日本の武士とウクライナの武士の違いは?6年生「かたなが曲がっている!」正解!よかったな。6年生はクイズ形式で文化や伝統を交流していく。最後は質問がいっぱい。なぜ日本を避難場所に?日本での暮らしはどう?今、家族は?・・・オルガ先生の子どもも小学校6年生、日本の学校へ通い放課後、世界各地に避難している子ども達と一緒にオンラインで学校の授業を受けている。時には時差の関係で10時を回ることもあるがどんなに疲れていても参加するそうだ。6年生「日本の食べ物で苦手なものは?」先生「苦手な食べ物はありません。特にみそ汁、大好きです」。6年生も見習いたい。オルガさんは自分に向き合ってお話をしてくださった。外国文化を学び多様性を尊重する。戦争を止める方法はわからないがお話を聞いて考えることはできる。ウクライナが素敵な国だとわかる。Дякую(ジャーコユ!ありがとう 写真3)!

 平和の黄 小麦ひまわり 春きたり