どっちこっちクイズ ワーク グリーンコンシューマーになろう
どっちこっちクイズ (写真1) 環境への工夫ワーク(写真2) 目指せ!グリーンコンシューマー(写真3)

 25日日本の上空には強烈な寒気が流れ込み、10年に1度ともいえる寒波が襲来しました。さて、昨日の6年生は消費者教育です。NPO法人C・キッズ・ネットワークの酒井先生をお招きして、年に一度の出前授業「グリーンコンシューマーになろう」を家庭科室でおこなっていただきました(下写真)。

出前授業「消費者教育」 出前授業 消費者教育 NPO法人 C・キッズ・ネットワークさんは、すべての人に消費者教育を!と楽しく、わかりやすく、参加型のプログラムや教材を開発、出前講座をしておられる。酒井先生による6年生への出前授業は、「グリーンコンシューマーになろう 」であった。そもそもグリーンコンシューマーとは何だ?グリーンコンシューマー全国ネットワーク作成資料によると、グリーンコンシューマー(Greenconsumer)は直訳すると「緑の消費者」とある。環境をイメージした緑と、コンシューマー=消費者を合わせた造語で、「環境を大切にする消費者」と意訳されている。グリーンコンシューマー活動とは、誰もが日常的にしている“買い物”を少し変えるだけで、商品の作り手、売り手、ひいては経済全体に影響を与えることのできる消費者行動のことをいう。「商品」を購入する際、「価格」を重視する人は多い。そこに「環境」という視点をプラスする。これがグリーンコンシューマーのもの選びの考え方だった。環境を大切にしたもの選びを多くの人がおこなえば、地球に優しい社会へと世の中を変えていけるはず。

 グリーンコンシューマーになろう! 6年生が家庭科室に集まった。何でも買う。「買い族王にオレはなる!」なっては困るので6年生はグリーンコンシューマーを目指す。地球環境を守るためにできることをコンシューマー10原則から学ぶ。酒井先生はパワーポイントを使って、グリーンコンシューマー10原則についてわかりやすく説明をされた。1、必要なものを必要なだけ買う。2、使い捨て商品ではなく長く使えるものを選ぶ。3、容器や包装はないものを優先し、次に最小限のもの容器は再使用できるものを選ぶ。4、作るとき、買うとき、捨てるときに、資源とエネルギー消費の少ないものを選ぶ。5、化学物質による環境汚染と健康への影響の少ないものを選ぶ。6、自然と生物多様性をそこなわないものを選ぶ。7、近くで生産・製造されたものを選ぶ。8、作る人に公正な分配が保証されるものを選ぶ。9、リサイクルされたもの、リサイクルシステムのあるものを選ぶ。10、環境問題に熱心に取り組み、環境情報を公開しているメーカーや店を選ぶ。「10原則」を踏まえて6年生は「どっちこっちクイズ」で環境によいのはどっち?を選んだ。手には赤いカードと青いカードを持つ。袋に入った3本のきゅうり(赤)とばら売りキュウリ(青)とが売っている。どっちを選ぶ(写真1)?多くあがったのは青だが赤を選んだ人もいる。赤を選んだ理由は?「手でべたべた触る人が多いと衛生面が心配だ」なるほど。先生は否定はしない。「そうだね。ばら売りの商品は買う場合は買うものだけを触るようにしようね」続けて 環境への工夫ワークにうつった。グループごとに配られた商品を見て10 原則への取組を探す(写真2)。10原則から学ぶ。全部実行するのは難しいかもしれないがひとつでも実行していくことがグリーンコンシューマー(写真3)への第一歩だ。SDGs活動にもつながっていく。

風強く グリーンコンシューマー 意思つよく