準備体操 10m毎のコーン
持久走前の準備体操(写真1) 記録は10m毎のコーン(写真2) こつこつイエローで!(写真3)

   お正月の風物詩といえば箱根駅伝、冬の西丘の風物詩といえば持久走です。今体育の授業では1月末からおこなう持久走記録会に向け運動場を走っています。児童朝会で各クラスに配信した体育委員会制作「走るんジャー参上~持久走の正しいペース配分を知る~」動画を意識して走ります(下写真)。

 5年生体育持久走記録会に向けて 「走る」。お正月の風物詩、箱根駅伝の創始者は金栗四三(かなくりしそう)さんである。彼は日本マラソンの父といわれ学校までの往復12㎞を毎日走って登校していたそうだ。さて、長い距離を走る運動は肉体的負担が大きい。昨日の児童朝会でも、担任「持久走ってどう?」と問うと・・・しんどい。疲れる。バテる。足が棒になるという声が上がっていた。この寒い中で走って風邪でもひいたらどうするの?だが、そこを乗り越えたらメリットも大きい。肺が健康になる、ハイ!身体に酸素を取り込む力が大きくなる。肥満予防にもつながる。 日常生活で言えば疲れにくくなり風邪をひきにくくなる。小学校の時期は身体が一番成長する。この時期に長い距離を走ることでスタミナを養えば人生の基礎にもつながる。学習指導要領においても持久走は、「生涯に渡って運動に親しみ健康な生活を送るための素地をつくる」とある。持久走は一定の時間走り続けることを目的とするので他人とは競わない。つまり「ライバルは自分」だ。

 こつこつイエロー 1月19日5年生体育  1,2年生は5分間で何メートル走ったかを記録する。3,4年生は1分増えて6分、5,6年生はまた1分増えて7分間走る。1周140mのトラックを走るのだが、1、2年生なら1分1周として5周走れたらたいしたもの。3,4年生になると7周ぐらい走る児童もでてくる。5,6年生は8周を目指す。

 5年生体育の授業が始まった。最初は身体を温め走る準備、縄跳びでアップする(写真1)。アップが終われば3人一組で走る。一人は10m毎のコーンの数を数える(写真2)。もう一人は1分ごとにコーンの個数を記録する。これにより1分ごとに自分が何メートル走ったかが記録される。最初だけスタートダッシュするレッドなのか、最後だけペースをあげるブルーなのか、はたまたコツコツ走るイエローなのかがわかるのだ。もう一人は、もちろん走った。目指す走り方はこつこつイエローである。スタート!1分のラップを刻む。先生「手を振ることで自分のリズムを見つけよう」「5、4、3、2、1!2分経過!」いいよ。いいよこつこつイエローだよ(写真3)。はげましのアナウンスが背中を後押しする。「・・・7分!ゆっくり歩こう!」。持久走記録会までに6~7回走るので、前回の自分の記録と比べられる。持久走記録会の記録は1年前の記録も残っている。こつこつイエローになって過去の自分を超える!記録会は1月の最終週から2月頭に開催する予定だ。あくまで自分のペースで心地よく走る。ライバルは自分!児童期に鍛えた足は、しゃべりませんが、大人になってからものを言います。

 冬空に こつこつRUNを 意識して
         ら ライバルは自分
          ん んーと走って距離のばす