お手本 おりづる1  おりづるお手本2 おりづる完成

折り鶴:折り方(写真1)

折り鶴:折り方2(写真2)

「折り鶴」完成(写真3)

 にしおかはぽかぽかとお花が咲いています。6月は雨に映えるアジサイの花が美しい季節でもあります。さて、先週6月1日(水)は6年生が各教室へ「おりづる朝会」へと出向きました(下写真)。6年生は広島へ修学旅行に向かい、「平和のセレモニー」をする際に、西丘小学校の全児童で作った千羽鶴を捧げる予定です。おりづるちょうかい

 1~5年生の「各教室」へ 6年生

 平和記念公園の原爆の子の像には、国内外からたくさんの千羽鶴が送られてくる。被爆の影響で白血病になった方が鶴を千羽折れば病気が治ると聞き、薬の包み紙などで鶴を折り続けた話に由来する。折り鶴をつくることで,平和に思いをはせる人も多い。だが、平和を祈願して作られる「折り鶴」であるが、意外と折ることができない人は多い。西丘小学校6年生は折り鶴マイスターとして各教室に出向いた。

 おりづる朝会

 6月1日朝、「おはようございます。今日は、おりづる朝会があります。8時35分に6年生がみなさんの教室へ行きます。折る準備をして、待っていてくださいね!」と放送が流れた。とある1年生の教室では6年生代表が来るのを待った。6年生「今日は、折りづるを一緒に折ってもらいたくてお願いにきました。わたしたち6年生は、広島に修学旅行に行きます。なぜ、広島へ行くのか知っていますか?・・・」

 1年生にとっては難しい理屈は抜きにして、おりづるの折り方を6年生から学ぶのだった。6年生代表は用意してきた大きな色紙を黒板に重ねた(写真1)。この機会に折り方をマスターしよう!6年生「こうしてああして・・角が手前にくるように折り紙を置いたら、裏側が上にくるようにひっくり返し、横半分の三角になるように折ってください(写真2)」。わからなーいの”手と声”には6年生サポーターが”つる”んで回り、ていねいに折り方を伝えた。最後は開いている箇所から空気を入れてふくらませれば折り鶴の完成なのだが、千羽鶴にするので羽根の部分を広げない。広げた児童は頭の上にのせて”タケコプター”、発想がユニークだ。チャイムが鳴った。羽根を閉じた折り鶴が集められた(写真3)。6年生はおりづる朝会で作った千羽鶴とともに、広島へ向かう。「なぜ広島へ行くのか」その答えは広島にある。

                         折り鶴や 平和祈りて 6年生  
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