合い言葉おはしもて 地震発生 避難開始

合い言葉はおはしもて(写真1)

地震発生(写真2)

運動場へ避難・誘導(写真3

 ぽかぽか・・にしおかはぽかぽかとお花が咲いています。5月は、こころとからだの疲れが出やすい時期です。上手に気分転換をし頑張るところと休むところのバランスを大切にしましょう。さて、先週の金曜日は全学年避難訓練をしました。担任の先生から避難時の合い言葉「お・は・し・も・て」を心に受けて、安全を第一に考え行動、運動場へ一斉に避難です(下写真)。避難訓練 運動場へ

 午前10時55分地震発生  避難訓練の目的は地震や火災の恐ろしさを知り避難経路を確認し、対処する心構えや安全な避難方法を考えて行動することである。3限開始の2年生教室の黒板に「おはしもて」と大きく板書がされた(写真1)。おはしもての意味を考える。「お」はおさない。なぜ押したらだめなのか?「は」ははしらない。なぜ?「はしったらぶつかる」2年生はよくは知っている。「も」はもどらない。なぜ?・・・。10時55分 地震発生だ(ぐらっ ぐらぐら、効果音が響く)、児童の皆さんは一斉に机の下に避難した(写真2)。続けて校内放送が入る。「今、危険個所を確認しています。児童の皆さんは次の放送まで静かに待機して、先生の指示に従ってください」しばらくして、「地震の揺れはおさまりました。家庭科室で火災が発生しました。家庭科室付近は通らないようにしてください。児童の皆さんは先生の指示に従って運動場に避難してください」先生方は教室の窓を閉め、出火場所を避ける形で避難誘導を始めた。頭には本やファイルを載せる(写真3)。落下物を避けるためだ。校内では走らない。校舎を出て運動場に出たら小走り。避難終了後、教頭先生のところへ担任の先生が人数を報告する。全員の無事を確認した。避難が早ければ早いほど被害は少ない。   

 校長先生の講評「避難訓練は何のために毎年やるのでしょうか?それは忘れないためです。人は何かを学んだ時忘れるようにできています。忘れるから学ぶ。そこで大事なことは繰り返しおこなって忘れないようにします。避難訓練は命を守るために重要だから毎年おこないます。訓練前に皆さんは担任の先生から合い言葉”おはしもて”の意味を考えましたね。では、”お”は何でしたか?(児童:大きな声で「おさない!」と返ってくるのが嬉しい)そう。なぜかは自分で考えましょう。・・・”し”と”も”は特に大切です。”し”ゃべると避難誘導の指示が聞こえません。”も”どったら命の危険があります。いざという時に自分の命を救うための合い言葉が”おはしもて”です。今日の避難訓練は、避難開始から集合まで6分14秒かかりました。この時間を短くすることも訓練のひとつです。今日は皆さん、しっかりと訓練ができていました」

   地震火事 避難のときの 合い言葉   
              お
おさない

               は はしらない                  

                し しゃべらない

                 も もどらない
                  て ていがくねん優先