スイセンの球根 鉢植え アシスト教育実習生
スイセンの球根(写真1) 鉢に土を入れる(写真2) 実習生お手伝い(写真3)

 天高く馬肥ゆる秋、学びの秋、運動の秋、読書の秋です。さて、先週11日金曜日、児童玄関前では「球根植えの秋」がひろがっていました。2年生が生活の時間にスイセンの球根を鉢に植えたのです。教育実習生さんも一緒に球根植えの秋を学びます。

スイセンの球根植え スイセンの球根植え 2年生生活科 

 水仙(スイセン)は春を告げる球根植物のひとつである。早春に花を咲かせ、白と黄色以外にもピンクや緑オレンジなど、色とりどりの花が咲く。古代ギリシャ時代の壁画にもスイセンの絵が残っているぐらい歴史がある。スイセンは地中海から中近東を経由してシルクロードを渡り日本には室町時代に中国から渡来した。中国では水の仙人と呼ばれ、水辺を好んで咲く姿が仙人のように神秘的で、幸運を呼ぶとても縁起の良い花とされているのだった。

 さて、2年生では今、生活科の時間にスイセン球根の鉢植えをおこなっている。今植えると咲くのは3月から4月にかけて見頃を迎えるはず。卒業式や入学式の頃だ。児童玄関前に咲き誇り卒業式や入学式に花を添える役割を担う。添えなくても花に変わりはないのだが。3年国語の教科書に「スイセンのラッパ」という教材がある。今の2年生は、自分たちが育てたスイセンが咲く頃、この教材に遭遇することになる。スイセン球根の鉢植えは、早春をみすえた「一石二鳥」な生活の時間となっていた。

 2年生球根の鉢植えが始まった 教育実習生もアシストする 11日3限体育館前西丘ガーデンに2年生が集まった。青い鉢にスコップで土を入れる。土は培養土とにしおかの土を混ぜたもの。スコップでパンパンはしない。鉢に柔らかく盛り上げる。盛り上げた土の真ん中を掘り球根が入るスペースを確保する。深さは球根の上に5cmの土がおおうくらい。5cm掘っただけなら球根の頭が出てしまう。先生「土は10cmくらいほりほりしましょう」。10cmくらいほりほりした2年生はだんどりよく次々に球根(写真1)を埋めていく(写真2)。??が頭にうかんだ児童には、教育実習生がアシストする(写真3)。教育実習生さんは今週から2年生に来ていた。スイセンは、日当たりと水はけの良い場所を好む。児童玄関前は360度太陽があたる。先生「植え終わったら鉢に水道で水を入れ、玄関前に並べましょう」。鉢を両手に持った2年生は児童玄関前へと幸運を運ぶ球根を運んだ。

 教育実習生「子ども達は一生懸命にスイセンの球根を植えていました。このスイセンはみんなが3年生になる頃、キレイな花を咲かせるそうです。大事に育ててみんなと一緒に成長してほしいと願っております」                                             

 すいせんや 皆と成長 すくすくと 

  すい すいすいと花咲く頃に
   せん せんせいありがとう 卒業式の頃に咲く予定