研究授業 道徳 教育実習 研究授業 算数
研究授業 道徳1年(写真1) 研究授業 算数4年(写真2) 研究授業 算数4年(写真3)

 天高く馬肥ゆる秋、学びの秋、運動の秋、読書の秋です。さて、にしおかでは26日水曜日と28日金曜日は研究授業の「秋」でした。26日は1年生で担任が「道徳」の研究授業(下写真)、教材は「にんじんばたけで」です。今日28日は4年生で教育実習生が「算数」の研究授業、分配法則についての学習をおこないました。

 道徳 1年生研究授業 1年生担任 道徳研究授業(1年生)・・・道徳の授業は「自己の生き方についての考えを深める」ため、自分の考えと向き合う必要がある。道徳に正解はない。1年担任の先生は子どもと一緒に生き方を考え模索する。今回の教材は、「にんじんばたけで」(日本文教出版「小学道徳 いきる力1」)だ。にんじん畑で”はたけにはいるな”の看板を前に3匹のうさちゃんたちが話し合う。はいっている人もいるよ。だめなことはだめだよ。なんで。よいこととと悪いことは区別しなくちゃ。

 当事者として問題場面に出会うと「みんなもしているから」と自分の都合のよい考えで判断してしまうことが大人でもある。担任は、なぜ、それがだめなのか、自分で考えて行動できるようにしたいと授業展開をおこなった。三人寄れば文殊の知恵、話し合いもする。担任「にんじんたべたいよねー、たべてもいいよね(写真1)」。人として(うさちゃんとして)してはならないと判断した時うさちゃんの気持ちは?自分事として授業をノートにふりかえる。1年生はちっちゃなハートに何かを感じたはず。

 教育実習生 算数研究授業(4年生)・・・実は西丘には10月17日より教育実習生が来ている。その実習の総仕上げが研究授業と呼ばれるもの。研究授業では、校長先生が、時には教頭先生や先生方が実習生を取り囲む。こわくはない。4年生はふだんどおり(時に猫をかぶり?)いつもと同じ温かいまなざしで実習生の授業を受けた写真2。ここにくるまでの道のりは長い。先生になることを志し専門の勉強を大学で学んだ。今を学び今を行く実習生。今日は4年生児童から学ぶ。シールを使い、「ラクに計算しよう写真3」と分配法則の本質に迫った。児童「そういうことかー(理解)」「ほんまや-(納得)」「なんでもいけるー(普遍)」授業を終え3年生は分配法則の本質を理解したようだ。きっと実習生は明日の教育界を担う人材として羽ばたいてくれるだろう。

 研究授業を終えて 実習生H「研究授業と言うことで多くの先生が見に来て下さり、子ども達もいつもと違う環境で緊張していましたが、彼らの明るい姿に助けられいつも通りの授業ができました。毎授業で行っていたじゃんけんを始め、挑戦状と題しゲーム感覚で取り組む課題もみんなで協力してできたことは良かった点だと思います」

 教室に にんじん畑 深まる知

             ち ちっちゃなハートで

              え えんりょなくつっこむ1年生