着衣入水 ペットボトルで浮く おぼれたら・・・
着衣水泳 入水(写真1)

ラッコの姿勢で浮く(写真2) 

先生デモンストレーション(写真3) 

 にしおかは日増しにセミの声が大きく鳴っています。さて、先週15日金曜日の6年生のプールの授業は「着衣水泳」でした。めあては「着衣のまま入ると動きにくいことを知り、できるだけ長く浮く」です。着衣水泳は、突然水の中へ落ちた時パニックにならないよう対処法を体験する意味もあります。着衣水泳

「着衣水泳」

 着衣水泳とは、一般的な洋服など日常的に人々が陸上で着ている衣類を着たまま、海や河川、湖、プールなどで泳ぐことである。また、特に水難事故対応策の一つとして行われる着衣水泳は「UITEMATE(ういてまて)」の合言葉または「背浮き」の用語で呼ばれている(参考:ウィキペディア)。

 服を着た状態で水に落ちた。水泳は得意だ!だがあれっ?うまく泳げない。なぜだ。助けてー。心の準備ができていないとパニックを起こす。溺れてしまう。毎年水難事故で失う命を防ぎたい。予期せぬ場面に備えておこなうのが「着衣水泳」である。

 6年生着衣水泳の授業 服のまま水に入ったらどうなるかを体感する。最初は水着を着ての通常の授業をおこなう。体が水に慣れたところで着衣水泳開始だ。長袖、長ズボンを着て靴をはいた。指揮の先生「水泳が得意な人でも服を着て水に入ると感覚が変わるので注意して入りましょう」。入水する(写真1)。ばしゃばしゃと体を動かす。服が重いと感じる人!と問うと手がいっぱい上がった。「頭まで5秒もぐります」「大の字で浮かびます」 ぶくぶく・・・浮かぶのは難しい。

 重くなった服で泳ぐより、自分の命を守るには浮いていることが大切だ。救助が来るまで浮いていよう。言うは易(やす)いが行うは難し。ではペットボトルの力を借りてみよう。腕に抱える(写真2)。ラッコの姿勢で浮く。体が浮きやすい。何度か練習した後記録に挑戦だ。「救急車や救助者がくるまで無駄な力は使わず浮いててください。よーいどん」。6年生は一斉にプールで浮く。ここにはジョーズはいないが上手上手。2分経過、大半の人が浮いていた。最後は先生によるデモンストレーション。先生がおぼれた(写真3)。ペットボトルを投げて!うまく届かない。もう一本!投げるのも難しいことを知る。先生はようやく1本のペットボトルをつかんだ。浮いた。浮いて待てということがわかった。

水の中 着衣水泳 浮いて待て

             せ せいいっぱい

              う うき続け

               き 救助まつ