プレゼン資料作成 プレゼン資料作成 プレゼン原稿作成
協同学習でプレゼン資料作成(写真1) グラフを使ってわかりやすく(写真2) 原稿発表練習(写真3)

 寒さが日ごとに増します今日この頃、にしおかでは「一人一台タブレット」を使った学びを推し進めています。さて、6年生では国語の時間に、教科書「町の幸福論」から話をひろげ、西丘の町をテーマに調べ、プレゼン資料を作成し原稿にまとめて発表をしています(下写真)。使ったソフトはオフィス365の「Teams」で、ICT支援員さんの協力も得て子ども達はチーム一丸となって主体的な協同作業をすすめてくれました。

 私の町の幸福論 発表Teamsを使った学び・・・6年生国語「町の幸福論」

 オフィス365の奥は深い。そのなかでもTeamsは有効なツールであると情報担当者は言う。そこで高学年ではTeamsと友好な関係を結ぶべく授業計画を立てた。そもそもTeamsとはなんだ?Microsoftの製品で、チャットをベースに様々な機能が利用できるツールである。チーム内でのチャットやファイルの管理、オンライン会議も時間無制限で可能だ。西丘小6年生では、特に参加者同士でファイルの作成・更新を行う目的で使った。作業の効率化とグループ学習、主体的な学びでTeamsには活躍してもらおう。6年生国語の授業で活躍する。

 主題は教科書P140「町の幸福論~コミュニティについて考える~」である。わたしたち一人一人が未来の町の姿をえがき、その姿に向かいながら主体的に取り組むとき、そこには本当に豊かな「町の幸福」が生み出されるにちがいない、と作者は訴えた。まかしてもらおう。6年生は西丘の町の未来について考え、「Teams」を使ってプレゼン資料を協同して作成(写真1)、時にグラフを使ってわかりやすく(写真2)、原稿にまとめた。タイムを計り発表練習もおこなう(写真3)。

 国語「西町の幸福論」・・・・ 豊かな未来とは、なんだろう?最新の機器に囲まれた世界?コンピューターの画面一つで勉強も買い物も何もかもできる生活?確かに暮らしは楽になるが人と人のつながりが少なくなるのはどうか。そんな町で人々は本当の豊かさを実感できるのだろうか。教材を通して「本当の豊かさ」を考えたとき、一人一人が未来の町をえがきその姿に向かいながら主体的に町づくりに取り組むことの必要性を学ぶ。6年生は「西町の幸福論」を考える。

 「10年後の西町を考えたとき人と人がどんなつながりを持って生活していたい?」と担任は問いかける。10年後6年生は22歳だ。22歳の自分を想像しながらプレゼンテーション発表をゴールに侃々諤々(かんかんがくがく)取り組んだ。まず現状把握である。今、西町の人々の生活は?西町との関り方は?いろんな角度から考えた。その中から良い点や問題点を出し合う。西町の未来についてどうしたら人々はつながりを感じ幸せに暮らすことができるのか。グループごとに新たな取り組みを模索する。誰と誰をつなげたいのか、問題点を解決するためにほかの町ではどんな取り組みをしているのか事例を探す。良い点をさらに伸ばすためには・・・と様々な視点から西町の可能性を議論する。ゴールに向かって資料を集め活発な話し合いは続いた。原稿を作り発表の時間配分を意識した。1グループの持ち時間はだいたい8分、一人1分から2分程度でまとめる必要がある。プレゼン力をつけるのもめあてのひとつであった。

Teamsによるチームのための 協同学習