地震そのときあなたは 地震だ! 運動場へ
映像 地震そのときあなたは(写真1) 地震だ!机の下に避難(写真2) 頭を守って運動場へ(写真3)

 昨日1月17日は防災とボランティアの日です。1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災、そして、2018年には大阪北部地震がおこりました。南海トラフ地震は必ずおこるといわれています。地震はいつおこるかわかりません。西丘小においても、「地震・火災避難訓練」を実施しました(下写真)。いざというときに備えます。

地震・火災避難訓練 地震そのときあなたは まさか、のことはおこるのか。おこらないのか。おこったのは1995年の1月17日5時46分、人の力では防ぐことができない予想だにしない天災が起こった。高速道路が倒れ、電車が転覆し、その横では大火災がおこるなど6千人以上の命を奪った阪神淡路大震災である。

 地震そのときあなたは・・・。何ができるのか。人は忘れる生き物である。過去の地震を風化させないため、毎年1月17日は「防災とボランティアの日」、1月15日~21日は「防災とボランティア週間」と位置づけ、全国各地で避難訓練等の取り組みをおこなっている。西丘ではここ数年、避難訓練の前に「地震そのときあなたは」の映像を見る(写真1)。去年も見た。何があったかを思い出す。見たことで記憶を呼び覚まし防災意識を高める。映像が当時の様子を語った。「タンスからものが落ちてきた」、「ガラスを踏んで足から血がでた」、「お母さんが布団をかけ守ってくれた」その内容は、地震に対処するために必要な知識や判断力を考えさせてくれる。

 避難訓練開始  避難訓練の前に各クラスで避難経路を確認する。地震や火災の恐ろしさとそれに対処する心構えを話し合う。13時50分、ゴゴゴゴッ、ゴーの音が校内に流れた。地震発生だ。教室では担任の先生が頭を守って机の下に入るよう指示をする(写真2)。揺れはおさまった。放送「今、危険個所を確認しています。児童の皆さんは次の放送まで静かに待機して、先生の指示にしたがってください 」放送「地震の揺れはおさまりました。理科室で火災が発生しました。理科室付近は通らないようにしてください。児童のみなさんは先生の指示に従って運動場に避難してください」。机の下からでてきた西丘っこは担任の先生の指示で頭を守り避難開始だ(写真3)。避難の合い言葉は「お・は・し・も・て」押おさない、(校内は)走らない、しゃべらない、もどらない、ていがくねん優先、である。地割れを避けて運動場中央に全体集合する。担任「○年○組欠席〇名出席者〇名全員います」、教頭先生に報告、全員の安全を確認した。

 校長「・・・避難後の行動を考え手のひらや足の裏も守りましょう。今日は学校で地震がおこったことを想定して訓練をしました。地震はお家にいる時におこるかも知れません。地震が起きたとき家の中には危険なものはいっぱい。家具や本棚など災害時には凶器となります。また、災害時は家族一緒のときに起こるとは限りません。集合場所として家族の避難場所を決め、避難場所までのルートや互いの連絡方法を確認しておきましょう。地震そのときあなたは?お家で話し合って欲しいと思います(詳細は1月17日HP(防災は家庭から参照)」

天災は 忘れたころにやってくる   寺田 寅彦