1年オンライン参観 めあて 形は何かな? 形はこれかな?
1年生 算数授業のめあて(写真1) 1年生 言葉で説明しよう(写真2) 1年生 算数 どの形だった?(写真3)

 台風12号13号、その後14号が発生しその進路が気になるところです。さて、気になるといえば、授業参観の季節到来です。昨日は1年生「算数:かたちあてクイズ」、今日は5年生「総合:うわさの研究」をオンラインで参観を実施しました。主体的に学びましょう。

オンライン参観(5年生)

  9月14日1年生 9月15日5年生 オンライン授業参観 授業参観とは学校で行われている授業形態のひとつである。児童の保護者に教室へ入っていただき、児童の様子をみていただく(西丘ではワークスペースからもよく見えます)。家庭とは違った子どもの一面が垣間見え子育ての一助につながる。例年、小学校1年生のクラスは保護者であふれかえり学年が上がるにつれ参観者が少なくなる傾向がある。だが高学年になると子どもが照れる。「来ないで」と言うこともままあるのだが、これもまた我が子の成長過程のひとつであると考えてふつうは無視していただく。だが、2学期の参観は「ようこそ西丘小学校へ」とはならず、コロナウイルス感染予防のため、オンライン参観へと変更したのであった。

 オンライン参観にもメリットがある。子どもが照れて、「来ないで」と言われることがない。保護者がどの場所におられても参観が可能である。デメリットもあった。オンライン参観を始めた当初は不具合がいっぱい。クラスによっては音声が途切れ何をしているかわからん。我が子が映っていない。発言しているのに聞こえない。どこかのお家の音が入ってくる・・・。トラブル対応にはICT支援員さんが待機、教頭先生と連絡を密にしそれは大変だった。子どもの顔が映るようにiPadの角度を考え3方向に配置する(左写真)。ハウリングを起こさないよう集音マイクを用意し改善を図った。よくあるのがミュート機能の操作間違いである。職員室の電話が鳴った。ICT支援員さんの出番だ。ご家庭の機器がミュートになっていなかった。ミュートにしていただく。アプリ「シスコ」のミュート機能はわかりにくいが、西丘の授業はわかりやすい。

 オンライン参観 1年生 算数「かたちをことばでせつめいしよう(写真1)」 参観の見所は「形あてクイズ」である。ものの形にはいろいろある。球体、直方体、立方体、三角柱・・・。ブラックボックスが用意された。チームのメンバーの一人が両手を入れる。自分の方からは見えないがクラスの友達からはよく見える。先生がそっと物体を入れた。両手で触る(写真2)。先生「言葉でせつめいしてください」「うーん。しかくです。」「しかくだけど長いしかく」「わかった」・・・では正解は?「(い)です」みなさん「正解でーす」拍手がわく(写真3)。その後も球体「なんかまるい。かどがなーい」大きなヒントでチームは正解を次々にかちとっていった。言葉が形の概念をふかめる。授業はとてもわかりやすかった。

 オンライン参観 5年生 総合「うわさの研究」 ことわざに”人の口には戸が立てられない”というのがある。世間のうわさや評判は止めることはできないという意味なのだが、本当にそうなのか。確かに小中学生によるSNSのトラブルは、誤った理解や間違いなどのうわさに起因するものが多々ある。差別を助長するようなうわさもある。多くの人がその話が本当かどうかわからず他人に話す。授業では1枚の絵から班ごとに伝言実験をおこなった。もとに戻った伝言内容に違いがでた。自分の都合のいいように解釈していることに気づく。最後にふりかえりシートに記入する。「自分ができることはどんなことだと思いますか?」うわさが本当かどうかわからない時どうしたらいいか、自分で考えた。 

オンライン 君がいるから 学ぶ秋