全国学テ 全国学力・学習状況調査 全国学テ 理科
全国学テ:4月19日実施 (写真1) 全国学テ:国語・算数・理科 (写真2) 全国学テ:理科の概要より(写真3)

 振り返りの晩秋です。さて、4月19日に6年生を対象に実施した「全国学力・学習状況調査(写真1、2)」における豊中市の結果概要が、先日豊中市ホームページにアップされました。本校における教科に関する調査結果を振り返ると、国語・算数・理科とも、全国平均と比べて正答率が高く、また無回答率は低く、あきらめずに最後まで考える努力をして取り組んでいる姿がうかがえます。ただ、理科に関しては、必要な実験を指摘して実験の計画を改善できるかどうかをみることに課題がありました。児童質問紙に関しては、本校の特徴ある結果をPDFファイルにまとめています。

 全国学テ 理科問題2(4)全国学力・学習状況調査/ 問題また問題をのりこえて 6年生 

 4月19日(火)朝、西丘小6年生のクラス黒板には全国学テの時間割と注意が大きく張り出されていた。先生「今日は出席番号の座席です。全国の小学生が同時にテストを受けています」児童「すっごー」。1時間目は国語の調査に取り組んだ。国語の問題冊子は手強い。分厚い。1ページ目をめくると「調査問題は、次のページから始まります」とあってそこから23ページまで続くのだ。西丘小6年生は粘り強く問題に取り組んだ。問題また問題を乗り越える。6年生はあきらめることなく最後までHB以上の濃さの黒えんぴつをカリカリ動かした。・・・結果は先日個人に返却された。結果を踏まえて学習状況の改善を図る。

 児童生徒質問紙西丘小特徴ある項目

 → 児童生徒質問紙 本校の調査結果から pdfファイル

   豊中市小学校理科概要より 正答数の分布(写真3)は、総問題数17問中、13問を頂点とする右よりの山型を描いています。◇観察で得た結果を、問題の視点で分析して、解釈し、自分の考えをもつことはおおむねできています。『問題番号 4(1 天気と気温の変化を基に、問題に対するまとめを選ぶ。』◆自然の事物・現象から得た情報を、他者の気付きの視点で分析して、解釈し、自分の考えをもち、その内容を記述 することに課題があります。『問題番号2(4)凍った水溶液について、試してみたいことを基に、見いだされた問題を書く。』

 (4)の問題とは(上写真)、「(コップに) 砂糖水をこおらせた物は、紅茶に入れるとしずみました。水をこおらせた物は紅茶にうく。りかこさん「水に入れても、砂糖水をこおらせた物は、しずんだよ。」はるとさん「砂糖水をこおらせた物だから、水に沈んだのかな。砂糖水ではない、ほかの水よう液をこおらせた物でも試してみたいね。」はるとさんは、どのような【問題】を見つけたと考えられますか。その【問題】を1つ書きましょう。」であった。多くの西丘小6年生もこの問いには沈んだようだった。

考える力を育てる 全国学テ