非行防止教室 劇 質問コーナー 5つのこと
非行防止教室 寸劇 (写真1) こんなときはどうする?(写真2) 覚えて!5つのルール(写真3)

 天高く馬肥ゆる秋、学びの秋、運動の秋、読書の秋です。さて、昨日10月20日木曜日は5年生「学びの秋」です。ここ数年小中学生に関わる少年非行は減少傾向ですが、場合によっては犯罪にもつながる可能性があります。そこで池田少年サポートセンターお二人の方にお越しいただき、5年生を対象に体育館で非行防止教室を実施しました(下写真)。

非行防止教室 非行防止教室の取り組み ・・・警察では警察職員を学校に派遣して少年警察ボランティア等の協力を得るなどして非行防止教室を開催し、具体的な非行事例等を題材にして直接少年に語り掛けることにより、少年自身の規範意識の向上を図り少年の非行防止に取り組んでいる(警察庁・文科省)。

 犯罪とは法によって禁じられた行為を行うことであるが、非行は将来の犯罪につながるおそれがある。少年法では20歳未満の青少年による犯罪行為、触法行為及び虞犯(犯罪を行うおそれがある状態)を総称して「非行」と呼んでいる。鉄は熱いうちに打て。非行防止を5年生に打て!非行防止教室が始まった。

 10月20日 5年生非行防止教室開催 万引きをしてしまう男の子の寸劇が演じられた(写真1)。天使と悪魔が頭の中に現れる。男の子に悪魔がささやく。「とっちゃぇ!」見つかった!お父さんお母さんが警察に呼ばれ悲しむ・・・。人のものを盗むことを窃盗という。安いお菓子と高いゲーム機をとるのはどっちが悪い?友達の消しゴムを勝手に使ったら?サポートセンターの方はマイクを持って次々と質問をする(写真2)。はっ!あかんねんや。友達の消しゴムを使うなら了解を得て使うと理解する。

 少年犯罪は軽い気持ちでやってしまった、というものが多い。万引きは特にそうだ。最初から人のものを盗ろうとする人はいない。ではなぜおこしてしまうのか?自分のお金は使いたくない。友達に誘われて。バレても謝ればいいやと軽く考え、つい行動にうつしてしまう。少年犯罪は心のスキをついてやってくる。軽い気持ちでやってしまっても犯罪であることに変わりはない。場合によっては鑑別所や家庭裁判所(審判)のお世話になる。後悔しないためには自信を持って行動できることをする。これやって大丈夫かな?と迷ってしまったら、それは「しない」を選ぶ。誘われても断る勇気を持つ。今日覚えてもらいたいことは5つだ(写真3 ルールを守る。犯罪は絶対にしない。犯罪は手伝わない。思いやりの心を持つ。断る勇気を持つ)。5年生は5分前集合をしていた。聞く姿勢も素晴らしいと褒めていただく。昨日生活委員会のルールの確認の話が残っていたにちがいない。

   秋空に 非行防止を 実演し
         ま まーんびき
          も もーだめぜったい
           る るーるはまもるためにある