整理体操 得点発表 応援団あいさつ
プログラム13番整理体操(写真1) 得点発表(写真2) 応援団あいさつ(写真3)

 天高く馬肥ゆる秋、運動会がいよいよ明日に迫りました。運動会は56回目を迎え、半世紀の歴史を積み重ねた西丘の誇れる伝統行事です。さて、今年の運動会は新型コロナ感染予防のため昨年に続き、低・中・高学年の部と3つにわけての分散開催とします。6日には閉会式の全体練習を運動場でおこないました(下写真)。

閉会式練習 競技・演技を始める前と後に 競技・演技はいきなりは終わらない。勝ったのは紅組か?白組か?心の整理が必要だ。気持ちを徐々に落ち着け運動会を振り返る。閉会式の練習はプログラム13番整理体操(写真1)から始まり、1.得点発表(写真2) 2.応援団あいさつ (写真3) 3.児童代表のことば、最後に4.閉会のことばの順でおこなった。閉会式に運動場でリアル参加するのは5,6年生だ。それ以外の学年は各教室でオンラインで運動場を注視した。オンラインカメラが朝礼台の前に設置される。朝礼台はコロナ禍となって出番が激減しているが、前日の開会式練習に続いての出番、張り切って参加しよう。5年生と6年生が朝礼台前に整列した。指揮の先生「校舎内の皆さんたちましょう。ごあいさつをします。おはようございます。・・・どの学年も一生懸命運動会に向けて練習に取り組んできたと思います。今日は閉会式の練習をおこないます」8時35分、閉会式の練習が始まった。忘れてはならないのが、プログラムの最初と最後にあるラジオ体操だ。

 プログラム1番準備体操 13番整理体操・・・運動会につきもののプログラムといえば最初と最後にある準備体操と整理体操(ラジオ体操)である。ラジオ体操の歴史は古い。1928年(昭和3年)までさかのぼる。昭和天皇の即位を記念して逓信省簡易保険局が「国民保健体操」の名称で制定されNHKラジオで放送された。それで「ラジオ体操」と呼ばれるようになったのである。紆余曲折を経て1951年(昭和26年)、郵政省とNHKが現在の「ラジオ体操第1」を制定し放送を開始、翌年には「ラジオ体操第2」が制定された(参考:スポーツ辞典)。ラジオ体操の目的は、腕だけでなく下半身も使って身体全体をしっかり動かす。ウォーミングアップで四肢を伸ばす。全ての筋肉ストレッチをするので怪我や故障をふせぐ。だからプログラムの最初にラジオ体操があるのだった。ひとつひとつの動きを意識することで、きれのあるラジオ体操ができる。指先が水平から天まで伸び、膝はまっすぐ。ここをおろそかにしてはいけない。もちろん運動会で最後におこなうのは頑張った「からだ」をほぐす役割があるからだ。

  四肢のばし 閉会式の 風物詩

    ら らんランRUN走って踊った筋肉

     じ じっくりのばし
      お おつかれさんサンSUN