実践例 きのこソースのステーキ 何のお店?
図書館活用実践例(写真1)

お店屋さん(写真2) 

何のお店屋さんかな?(写真3) 

 日増しにセミの声がミーンミーンと大きく鳴っています。さて、夏休みに入った26日(火)は、教職員図書館夏期研修ということで「授業における図書館の活用」を実施しました(下写真)。たくさんの本に出会うことで好きと言える1冊が見つかるかもしれません。図書館職員研修

 図書館での自主的・自発的な学び 

 西丘では各学年週に1回「図書」の授業がある。日常的にさまざまな授業が行われ、学校司書の先生が図書館に常駐し授業を支えているのだ。新学習指導要領では学校図書館に関する新たな役割が明記されており、総則では、「学校図書館を計画的に利用しその機能の活用を図り、児童の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に生かすとともに、児童の自主的、自発的な学習活動や読書活動を充実すること」とある。西丘図書館の持つ役割は大きい。実際にどのような授業をおこなえばよいのか?西丘っ子がワクワクするような図書館の活用を実践したい。そこで実践力を育てる研修をおこなった。 

 本との出会い 人との出会い ワクワクするような出会い 7月26日の西丘図書館である。図書館夏期研修に教職員が参集した。授業における図書館の活用の実践発表を聴く。実践例は4つだ(写真1)。取り入れられるものは貪欲に吸収しよう。①【1年生】お店屋さん、②【4年生】ブックコンシェルジュ、③【3年生】ビブリオバトル、④【低学年】行事調べ どれも即実践したい内容ばかりだった。そのひとつを紹介する。図書館名人

 ①お店屋さん:授業展開はこうだ。6班にわかれる。それぞれ封筒にミッションが入っている。とある班は「ファミリーレストラン」と書かれた紙だった。班のメンバーで確認した。他の班には見せちゃだめ。班のメンバーは図書館にある「ファミリーレストラン」に結びつく本を探す旅に出た。ある者は料理本のところへ足が向かう。きのこソースのステーキやクリームコロッケの写真が入った本を選んだ。ファミレスにありそうだ。ある者はファミレスにつきものの?スパゲティが映った絵のある本を選んだ。ある者はデザート特集の本を選んだ・・・・。6冊の本が机に並ぶ(写真2)。揃えられたらなんだか嬉しい。時間になったら全員がその本達を眺めて何のお店屋さんか推理する(写真3)。・・・正解はファミリーレストラン!なーるほど。そう言われたら納得だ。それでこの本か!交流するのがおもしろい!調べる、わかるって楽しい!たくさんの本に出会うことで好きな1冊が見つかる。図書館にはワクワクする出会いがある。最後に、意外なところから意外な視点で本を選んだ人には司書の先生から「図書館名人」の称号が与えられるサプライズがあった(右上写真)。

 鳴くセミや 意外な一冊 ここにあり

             わ わーおいしそう

              くくりーむころっけ

               わ わたしが選ぶ本のおうさま

                く くっキングの本