第九中学校

式 :卒業生入場（写真１）	式：証書授与（写真２）	式：花束贈呈（写真３）

　第51回卒業式　3月16日（金）9時半体育館の窓全面開放、寒さも緩み温かい雰囲気の中、卒業生入場（写真１）、司会「ただ今より、豊中市立第九中学校第5１回卒業式を挙行いたします」で開式を告げ、式は、校長先生から卒業生ひとりひとりに証書が授与され（写真２）、学校長式辞、卒業の言葉（下写真）、花束贈呈（写真３）と粛々とすすみました。卒業生退場では盛大な拍手が体育館にこだまし、学年目標「みんなで壁を乗り越えよう」とする5１期生が巣立ちました。

　第51回卒業式　

　学校長式辞　抜粋　・・・51期生、３年間通じての学年目標が、「みんなで壁を乗り越えよう」でした。そこで大切なのは壁を乗り越えようとチャレンジする自分自身です。壁を前にして成功したとか失敗したとか、結果にこだわる必要はありません。３年生になってコロナの中、様々な場面で制約を受けてきました。しかし「みんなで壁を乗り越えよう」という学年目標を掲げ、委員長会を中心に仲間作りをすすめていました。君たちは今、歴史に残るだろう、コロナ禍という大きな壁を乗り越えようとし、豊中市立第九中学校を巣立っていきます。

　ひとりでは壁は乗り越えられなくともクラスみんなで乗り越える。・・・合唱コンクールは音楽室での収録、教室での鑑賞にとまどいつつも、声をひとつにする意識は素晴らしいものがありました。この先、九中パワーフレーズ「しなやかにつよく」の気持ちを忘れず未来を切り開いていってください・・・今年の防犯イルミネーションは、明日も元気に学校に来てねとのメッセージを込め、「また明日〇（まる）」と通学路を照らしました。卒業生の明日は〇(まる)。豊中市立第九中学校は、コロナを乗り越え誰かのために汗を流し未来を築いているみなさんの姿を、楽しみにしています。

　５1期生卒業の言葉　抜粋　・・・本日、私たち卒業生一同は、輝かしい未来への扉を開けるとともに今まで築き上げてきた思いを胸に抱き、この豊中市立第九中学校を卒業します。私たちが九中に来てから早三年、ふと瞳を閉じれば、たくさんの思い出が次々と蘇ります。・・・さて、同級生の皆さん、いよいよ卒業です。自信と誇りをもってこの場所に一緒に立てることを心から嬉しく思います。行事ではともに協力し全力で盛り上がったこと、けんかをしたこと、他愛ないおしゃべりをしたこと、本音を語り合ったこと。今ではとても良い思い出です。辛いことも苦しいこともたくさんあったけれど、それでも学校に行きたいと思うことができたのは、みなさんのおかげです。本当にありがとう。ライバルであり、仲間である存在が別々の道に進むのは少し寂しいですが、この学年の絆が心に残って欲しいなと思います。

　・・・めまぐるしく変化する日々の中、私たちは一歩ずつ強くなることができました。この先も様々な困難が私たちの前に立ちはだかるでしょう。そんなときも今まで自分がしてもらったように、辛い気持ちでいる人に寄り添い、助けられる人になりたいと思います。これから「自分自身という壁」を乗り越えて、常に挑む気持ちを抱きつつ、明るい未来に一歩ずつ進むために、歩んでいきます。本日私たち51期は九中で身につけた「しなやかに つよく」を胸に、未来への一歩を踏み出すことを誓います。

　保護者の皆さまへ　卒業生たちは本日九中を巣立ちました。これもひとえに、日ごろより、本校を温かく見守り、ご支援してくださった保護者の皆さまのおかげです。あらためてお礼申しあげます。

５１期生に幸あれ