卒業まで

大掃除要項 壁磨き

卒業までカレンダー(写真1) 

机・椅子のチェック(写真2) 

メラニンスポンジの活躍(写真3) 

 いよいよ卒業間近。今日8日月曜日、学校に来るカウントダウン表示も後6日に更新されました。「公立の人はガンバレー!!他の人も気を抜かずに!!」(とあるクラス 写真1)。 日を追うごとに卒業式が目の前に迫ってきます。ということで先週金曜日の6限は、「気を抜かずにガンバレ」と大掃除です。3年生が1年間過ごした思い出の教室や廊下、机、椅子を気合いを入れておこなったのは当然の成り行きでした。(写真左下)。大掃除

  大掃除:足下にはゲキオチくん

 大掃除が気になる。コロナ禍のなかで大掃除はするのか?しないのか?感染症対策をし、することにした。何も隠し立てはしないが何を隠そう、やっぱり大掃除である。公立の入試が来週にせまり、入試が終われば卒業式に向けての練習に精を出すので、今しか大掃除のチャンスはない。次年度使う後輩たちのために教室、机や椅子をきれいにして渡してあげたい。巣立つ鳥、後は濁したくない。そこで例年の規模は縮小しての「新しい大掃除様式」を各クラスで実施したのであった。

 今回の大掃除の明暗を分ける大掃除グッズがあった。これがあれば鬼に金棒!一気に大掃除が進むというしろもの、であった。確かに白いモノが、とある朝職員室の机に置かれていた。大量のメラニンスポンジ(ゲキオチくんとも呼ばれている)は整備委員会からの贈り物であった。ゲキオチくんが用意され、大掃除の準備は整った。

 大掃除:足下まできれいに。

 3月6日6限、3年某クラスでは自分の机と椅子の状態のチェックから始まった。チェックの仕方は電子黒板に投影されている(写真2)。まずは担任から大掃除についての説明から。まず、机や椅子がガタついてないか?表面に大きな傷はないか?チェック後大掃除に入った。ここで登場するのが、先程のしろもの”ゲキオチくん”。教室内の壁はなんだかんだでといって汚れている。それを一掃するのである。密にならないようにばらけながら、感染予防のため手袋を装着し濁った壁をごしごし(写真3)。「今日は大掃除やけど時間は短いで。しっかり磨いてや」担任からの檄がとぶ。檄(げき)オチくんで、土汚れなんかは見事にとれる。きれいになると嬉しいので、あっちでもごしごし。こっちでもごしごし。

 足下もチェックしよう。といっても自分の足を見るのではなかった。ここは”机さまや椅子さま”の足下を見る。自分が1年間お世話になった机と椅子の4つの足下には”もやもや”がこびりつく。もやもやとは何だ?髪の毛とかほこりなどの塊である。足裏は汚いなーと思いながらもあまり掃除する機会がないので今がチャンスだ。足下もきれいになった。巣立つ3年生、足下も濁さない。大掃除は今日で終わりではない。次年度にこの教室を使う人たちのためにワックスをかけて終わるのであるが、今日は時間が足りない。続きは後日。かみんぐすーん。卒業間近で涙ぐむ。いや、花粉症かもしれない。紙でぐすーん・・・。

春を待つ ゲキオチくんと 大そうじ