晴天にわかに曇り・・・

バケツをひっくり返したような雨 

一時待機 

九中上空:にわかに曇る (写真1) バケツをひっくり返した雨 (写真2)

九中図書館:雷・雨宿り(写真3) 

 8月に入っても大阪府のコロナ感染者の増加が止まりません。大阪府は2日、新型コロナウイルスの新たな感染者を194人確認したと発表しました。府内では7月29日に最多の221人が確認されて以来、5日連続で190人以上の感染者が判明しています。さて、怖いのは新型コロナウイルスだけではありません。先週末の木、金と夕方から九中上空は激しいゲリラ雷雨に見舞われました。「雷」は正しく恐れましょう。(本日健康観察カード忘れ6名)落雷・竜巻等の予兆

 ゲリラ雷雨は突然に

 世間でたいへん恐ろしいとされているものを、「地震・雷・火事・親父」という。昔は災害に匹敵するほどカミナリオヤジは怖かったのだ。「カミナリオヤジ」は、家庭から一歩外に出た後の地域のなかで、子どもたちを躾ける社会的な役割も果たしていた。現在では、時代の流れで親父はそれほど怖いものとは思われていない・・・。さて、雷は今でも怖い。落雷による事故は、生命に危険をおよぼす。だから、屋外での活動中において、天候が急変しそうな予兆がある場合には、気象に関する情報を収集するとともに、早めに(体育の授業やクラブ活動等)を中断し避難等の対応を行うことが重要となる(左上写真 気象庁HPより)。

 落雷は突然にやってきた。ドーン!先週、木曜日夕方、九中上空の晴れ間があっという間に黒くなり(写真1)、ピカッピカッと光ったと思ったらドーンと轟音が響いた。放送を流す。「三者懇談中失礼します。雷が鳴っています。屋外にいる生徒は直ちに校舎に避難してください。学校待機とします」大粒の雨、バケツをひっくりかえしたような雨が降りだし、運動場一面海と化した(写真2)。激しい雨だ。メール配信をおこなう。懇談後の保護者の方も帰れそうにない。放送「雷雨が収まるまで図書館、音楽室等を待機場所にしております。ご利用ください 」密にならないよう保護者にご利用していただいた。約1時間後、雷雨も去り、放送「学校待機を解除します」で危険は去った。

 〇メール配信7月30日夕刻:雷による学校待機・下校について@九中  現在九中上空は、雨が降り激しく雷が鳴っております。雨雲レーダーの予報によりますと、しばらくは続くようです。つきましては、雷がおさまるまで、校内にいる生徒は、安全を考えて学校待機とさせていただきます。下校時間が遅れる可能性もありますので、お知らせいたします。

 ゲリラ雷雨は連日に 

 翌日金曜日も天候は夕方急変した。激しい雷雨が雨雲レーダーに映る。前日木曜日と同じように対応しメール配信をおこなった。改めて 、雷が鳴ったときの対応を屋外、屋内にいるときの対応を下記のとおり確認し、各自が安心・安全に努めよう(参考:群馬県教育委員会 学校災害対応マニュアル落雷編)。

【屋外にいるとき】○ 日頃から身の回り(通学途中)の避難場所を考えておく。○ 雷鳴が聞こえたら、すぐに安全な場所(建物の中や自動車の中など)に避難する。○ 木の下・木のそばには避難しない( 物を高くかかげることや木のそば・木造建築の軒下での避難は自分に落雷の危険がありとても危険)。○ 自転車に乗っていたら、すぐに降りて安全な場所に避難する。○ 避難場所のない時は低い姿勢(両足をそろえてしゃがむ)をとる。

【屋内にいるとき】○屋外に出ない(外出しない)。○雷の活動は短時間でおさまることが多いので、下校時であっても無理に帰宅せずに待っている。○すべての電気機器から1m以上はなれる。

雷:木の下・木のそばには避難しない