スマホ適切な距離  適当な距離 読書適正な距離 

スマホ:適切な距離(写真1)

スマホ:不適切な距離(写真2)

読書:適切な距離(写真3)

 保健室前からスマホ老眼にならないために。 みなさん!先週の10月10日(土)は「目の愛護デー」でした。朝晩の気温がだんだんと低くなり秋が深まってくる季節の変わり目は、体が疲れやすく体調を崩す人も増えてきます。体調を崩すと、いろんな”目”んで困ることがあります。「弱り目にたたり目」です。そうならないためにも外の情報が最初にとびこんでくる視覚器官、「目」を大切にしなければなりません。それを意識する日が「目の愛護デー」です。目の愛護デー 

 茄子の花と保健室前掲示板は千にひとつも無駄がない

 「茄子の花と親の意見は千に一つも無駄はない」ということわざがある。茄子の花は、咲いたら必ず実がなる!親の意見も茄子の花と一緒で、何ひとつ無駄がなく、必ず実になる役に立つ。つまり、親の意見というものは有益なものなので、心してよく聞こうよ、という意味だ。

 反抗期を迎える中学生にとってはそうかしらん、という意見もあるだろうが・・・大人になったら親のありがたみがわかる「ことわざ」なのだ。人の意見を聞くのは大事であるのはいうまでもない。

 保健室前掲示板の意見はいつも無駄がない。新型コロナウイルス感染予防のためにはソーシャルディスタンスが必要だが、スマホと目の間にも適切な距離が必要だと掲示板は訴える。

 保健室前掲示板 スマホ老眼に注意(左上写真)!

 10月10日は何の日?ある程度年齢を重ねた人なら、昔の体育の日だな、と頭に浮かぶ。今は第2月曜日にかわったから、じゃあそろそろ休みかと思っていたら、東京オリンピックの関係で今年は8月に移動していた。では10月10日は何もの?何の日だ?保健室前掲示板は「目の愛護デー」と答えてくれたのだった。10を横にすると眉と目の形に見えることから10月10日は「目の愛護デー」とされたのである。掲示板は、”目”は口ほどに物を教えてくれる存在なのだ。中学生と縁の深くなったスマホと目の関係について語ってくれる。

 掲示板「顔の近くで見がちなスマホ。長時間近くでスマホを見続けると目の周りの筋肉が固まり、物のピントを合わす調整機能が低下します。機能が低下すると近くのものにピントが合いづらくなります。これは『スマホ老眼』と言われており中学生でもなり得る症状です。こうならないためにも適切な距離を取ることが大切なのです」 

 では、適切な距離とは?これぐらいの距離か?ということで、保健室前掲示板にはスマホの絵に30cm以上のヒモがついていた(写真1)。パソコンは40cm~50cmで、本を読むなら30cmのヒモである。この距離が適切な距離らしい。とある職員がスマホ用30cmのヒモを持ってみた。結構離れている。お茶目な職員「いつもは20cmぐらいで見ているかな(写真2)」近い。不適切な距離である。このヒモはスマホ老眼を避けるためにも、適切な距離でスマホや読書をする意識が必要だと教えてくれていた(写真3)。 茄子の花と保健室前掲示板の意見は千に一つも無駄がない。

 担当者「スマホ老眼にならないために普段からピントを調整する筋肉を鍛えましょう。人差し指を目の前に立てて、そのまま、遠くのもの→指→指遠くのもの→指とピントを合わせてください。こうすることで、目のまわりの筋肉を動かし老化を防げます」

目に青葉 スマホ老眼 避ける距離