iPadの使用ルール   触ってみる  使ってみる

iPadの使用ルール(写真1)

iPad 触ってみよう(写真2)

iPad 使ってみよう(写真3)  

 国の GIGAスクール構想(一人一台タブレット)の実現に向け、豊中市は全小中学校にタブレット端末配置を決めました。インターネット環境の影響を受けない携帯電話の通信回線を利用できるモデル(4G LTEモデル )で、ICTを活用した学び方改革を推進します。機種はiPadです。3年生は12月頭に、1年生は先週に、そして2年生は今日iPad配付記念日としました。iPadを配付しました

 iPadを配付するにあたって

 GIGA スクール構想は全小中学校 1 人 1 台タブレット端末を整備し、ICT を活用した学び方改革を推進するものである。文部科学大臣「・・1人1台端末環境は、もはや令和の時代における学校の『スタンダード』であり、特別なことではありません。これまでの我が国の150年に及ぶ教育実践の蓄積の上に、最先端のICT教育を取り入れ、これまでの実践とICTとのベストミックスを図っていくことにより、これからの学校教育は劇的に変わります」

 学校教育は劇的に変わるのか?劇的に良い方向にかえたいが懸念材料もある。タブレットはあくまで学習に役立てるための道具である。だが使い方によってはSNSへ個人情報流出など”悪魔”の道具ともなる。だからルールを守って、「安心・安全・快適」に活用しなければならない。ルールとは、(・学校活動と家庭だけで使用します。・学習に関係のないウェブサイトにアクセスしません。・他人に貸してはいけません。・個人情報をあげません。・相手を傷つけたり、いやな思いをさせたりすることを絶対に書き込みません。・先生が許可したときだけカメラを使います等々。)である。さぁ、タブレットのルールを守ってタブレットライフを始めよう。2年生にタブレットが配られた。 

 タブレット配付・・・卒業まであなたのものです。

 機種は「iPad」だった。世間では人気があるタブレットだ。今日は2年生へのiPad配付記念日である。担任から「なぜ、今iPadを配るのか」とか「使用上のルール(写真1)」を説明した後、待望の時間がやってきた。電源キャビネットの鍵が開けられ、ジャジャーン♪と音楽は鳴らなかったが、生徒たちの胸は高鳴った。一人一人にiPadが配付される。落としたらいけないので両手で受け取り自席に戻り机に置く。「きれー」「新品やー」「どうやって立てるの?」iPadは自立する。先生は立て方の説明をし40台のiPadが立った。「次は、画面右にあるホームボタンを押してね」押すと画面が現れた。「なーんだ5Gじゃないのか・・・」生徒が言った。贅沢は言わない。まだまだ時代は4Gである。

 先生「学習に必要なアプリが入っているので確認します」左からカレンダー、写真、時計、メモ帳、リマインダー、設定・・・等々のアプリだ。確認をしたら触ってみたくなるのが人情である。触ってもいいよ(写真2)。興味関心は学習の素、「しかし設定アプリは触ってはいけません。では、残り時間皆さんにiPadを触る時間をプレゼントします」プレゼントは何でも嬉しいお年頃の2年生である。ヤフーで検索できる。カレンダーでアメリカの時間を調べる(写真3)。ボレル(サンフランシスコと同じ時差)は今何時だろう?すぐに調べることが出来た。学習ドリルも充実しているようだ。これは使い方によっては学力向上の武器になるに違いない。2年生は今日お家に持って帰る。

 学習手段への階段 タブレット