進路説明会

 ミニ教育講演会

説明会参加者 

  評価・進路説明会(写真1) ミニ教育講演会(写真2)

リモートによる説明会(写真3) 

 生徒達が1学期末テストを終えホッとした後は、大人達が「学びの場」に登校です。先週金曜日10日の午後より、学校長あいさつ、評価に関する説明会(写真1)、ミニ教育講演会(写真2)、進路説明会を開催させていただきました。例年なら、体育館に椅子を並べ満員御礼の中でおこなっていますが、今年は新型コロナウイルス対策のためリモートによる説明会、A西教室から各教室へのLIVE配信といたました(写真3)。多くの保護者の皆さまに足を運んでいただきありがとうございました。なお、当日お仕事等の都合で参加いただけなかった保護者の皆さまには、後日生徒を通じて資料を配付いたします。 評価・進路説明会 

 評価に関する説明会等(左写真)  

 A西からの音声映像配信、前日よりタブレットの調整に、担当者は余念がなかった。どの教室もリモートソフト「シスコ」を介してつながるのを確認していた。しかし精密機器にトラブルはつきものだった。

 評価説明会には多くの保護者に来校していただき、開始前には担任の自己紹介も滞りなく終えた。各教室で、リモートによる説明会が・・・あれっ2クラスほど画面が映らない。チーム九中サポート隊がすかさず動いた。(今しばらくお待ちください)お待ちいただき、ほどなく全23クラスがA西会議室に映った。九中教職員はチームワークが良い。機器の危機が去ったところで、進路担当者、教科代表者による評価に関する説明が大型画面をとおして、保護者に届けられた。1学期はコロナの影響で〇〇は△△とし、生徒の学習に対する「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」を評価します。「十分に満足できる」場合は[A]、「おおむね満足できる」場合は[B]、「努力を要する」場合は[C]と評価します。評価の説明が終わった後は、ミニ教育講演会開催である。講師におこしいただいた恩田徹先生は、大阪高校教育アドバイザーとして現在ご活躍中で、かつては文部科学省中央教育審議会専門委員としてもご活躍されておられた方だ。「キリンの首は何故長いのか?」「これからの学校教育」など造詣の深いお話は、”うなずきと気づき”が満載だった。

 進路説明会 うなずきと気づき”は、進路担当者に引き継がれた。今年は、例年とは違う緊張感を進路担当として感じている。進路選択を高校選びの視点から見ると今年度は新型コロナウィルスの関係で、公立志向に回帰する可能性が大きい。生徒数減少の中で公立高校募集定員は減少を続けているのに、公立に受験者が殺到すると、かつてリーマンショックの時のように志願者数が定員の枠を大幅に超えてしまう危険性がある。このような情勢の中で、今日の説明会は、内容的にも時間的にも盛りだくさん!情報過多にならないかの不安もあったのだが、それでも学校として伝えておきたい情報が5つあった。①学校として今年の懇談はいつも以上に丁寧に進めて行くつもりである。②受験の日程に今のところ変更はなく、出題範囲が縮小される。③高校の中途退学者数が大阪府では非常に多く、受験校については自分にとって良い学校であるかと言うことが大切である。④中途退学者の多くは、学校生活に不適合だったことから、中学校でまず、学校生活の基礎を作って欲しい。⑤受験には確かに競争の側面があるが、人として大切なことは見失って欲しくない。進路担当者の思いは保護者に引き継がれた。

 進路担当者 「進路選択は、まず自分自身がどんな人生を歩みたいかを、おぼろげながらに考えるところから始まります。昨今の入試では高校側も例えば公立の場合、学校毎にアドミッションポリシーを設定し、学校が求めている生徒像を踏まえて、自己申告書を記入する必要があります。テーマは、『あなたは、中学校等の生活(あるいはこれまでの人生)でどんな経験をし、何を学びましたか。また、それを高等学校でどのように生かしたいと思いますか。できるだけ具体的に記述してください』です。さぁ、自分自身の今までと、これからをよく考えて受験に望みましょう」 

良い進路 良い準備から始まる