一人一台端末を前に 導入研修

 教材の作成 ポジショニング

 教材作成 発表ノート

研修:主な機能は?(写真1)

研修:ポジショニング(写真2)

研修:シンプルプレゼン(写真3)

 休みは教職員の研修の場でもあります。九中においては、冬休みに入った25日に研修を持ちました。全生徒にiPadが配付された今、授業で活用するためには教職員の授業力アップがかかせません。iPadには授業で使えるさまざまなアプリがインストールされています。そこで、豊中市情報アドバイザーの先生にお越しいただき情報担当の先生方がまず学びました。続いてコロナの感染防止対策を施して、全職員でiPadについて理解を深め共通認識を持ちました(下写真)。教職員研修

 教職員研修:iPadを使って  ~授業で活用するアプリ

 これからは実社会のあらゆる事業や情報が、データ化・ネットワークを通じて自由にやりとり可能な世の中になっていくだろう。これまで実現不可能だと思われていた社会の実現が一人一台タブレットによって可能になっていく。世の中は想像を超えるスピードで進んでいる。一人一台タブレットは、まだまだ先の話だと思っていたが、ねずみ年の最後に実現した。

 ではiPadの使い方を学ぼう。九中職員が図書館に集結した。人には得て不得手がある。得ての先生が増えて欲しいという願いの研修でもあった。本日の講師は、教育委員会の情報アドバイザーから学んだ得ての先生が担当者だ。人は教えることで教える技術を習得できる。「生きる力」をつけていく術(すべ)をiPadアプリから学ぶ。そして、コロナが落ち着いた時、主体的・対話的で深い学びの授業をつくりあげていくツールになるはずだ

 iPadを使って:情報指導研修 導入アプリの概要を知る~

 研修の内容は、配付されたiPadに導入されているアプリの基本操作の説明と、授業での使い方の例を提示し、先生方に実際にどのような場面で活用出来るかをタブレットを操作しながら考えてもらった。なるほど。習うより慣れろ。どんな機能があるのか(写真1)?ポジショニングやシンプルプレゼン(写真2、3)というアプリは便利だな。ポジショニングは今の自分の気持ちを表現できる機能だ。昨日の自分と違ってもいい。どんな使い方ができるのか?なぜを追求する。 

 東京書籍のタブレットドリルでは、生徒が各教科のたしかめ問題、復習問題、発展問題を自分で選択してすすめていくことの出来る電子版の問題集である。実際に先生方にも触っていただき、生徒の学習にどのように繋がっていくかを肌で感じた、いや画面を触って感じる。直感的に使用できる仕様はさすがアップル社の製品である。スカイメニュークラウドなるものを操作する。クラウド上で教師のタブレットとクラスのみんなのタブレットが繋がり、意見の交流、資料の配付、課題の提出などがタブレット上で可能となる。学んだ後は各教科で教材を作った。学習を進めていく上で困っている人を助けるにはどうしたらいいか。意見を交流し実際の授業にどのように有効活用出来るかを考え発表した。コロナ禍のなか先生方の静かなうなずきが図書館にひろがった。

 担当者「タブレットに関しては教師側も手探りの状態ですが、今回の研修を通してコロナ禍でも主体的、対話的で深い学びを実践するヒントがあったと思います。使用していくうえで個人情報の扱いなど課題を確認できたのも収穫でした」

仕様知り 使用する iPad研修