また明日。

また明日。 消灯

 また明日。修理

点灯「また明日」。(写真1)

消えた「また明日。」(写真2)

復活「また明日。」(写真3)

 新年あけましておめでとうございます。年末も順調に九中を照らし続ける防犯イルミネーション(写真1)ですが、年末の突風と雨により?一部点灯していないと地域の方から報告がありました。お正月に確認したところ、機嫌が悪いのか「また明日。」だけが消灯中です(写真2)。明日がこなくては困ります。早速、仕事始めの本日4日、用務員さんに修理していただき(写真3)、2021年「また明日。」は地域を照らします。ご心配をおかけし申し訳ありませんでした。さて、2021年を迎えるに当たって「50周年記念誌」より、”新型コロナウイルスと九中の動き”を振りかえってみたいと思います。50周年記念誌

 新型ウイルス上陸 50周年記念誌 P138~P139(松本・栗林)

  2020年は新型コロナウイルスとともにスタートしました。創立50周年の記念すべき年を迎えた九中は、その感染拡大の影響をまともに受けてしまいました。臨時休校の期間は春休みをはさんで約3カ月に及び、4月の新入生は入学式に出席した翌日から登校できなくなるという異常事態となりました。2019年末に中国・武漢で発生した新型コロナウイルスは、年が明けると日本に上陸。2月に入るとあっという間に感染が全国に拡大しました。激しい咳、発熱、全身の倦怠感などの症状があり、特に糖尿病や腎臓病などの基礎的な疾患を抱えている人や高齢者は重症化しやすく、容体が突然急変して悪化することが多いのも特徴です。感染力が極めて強く、たとえ感染しても症状の出ない人が少なくないことから、爆発的な感染を起こす可能性があります。米国ではわずか2カ月間で110万人が感染しました。ワクチンや治療薬はすぐに開発できません。手洗いの徹底やマスクの着用、3密(密集、密閉、密接)の回避、不要不急の外出自粛などの予防策の徹底で、感染爆発を防ぐしかありませんでした。

 九中への影響

  当初は、未成年者は感染しにくいとか、重症化しにくいなどといわれたことがありましたが、科学的に証明されたものではありませんでした。大勢の児童・生徒が教室という閉鎖空間に集まる学校は、集団感染を引き起こす危険性があり、前代未聞の全国一斉、長期間の休校措置が取られました。
 九中も影響を大きく受けました。3月の50期生卒業式は、前日に校区内でコロナ感染者が出たことこともあり、保護者の人数制限、式次第の大幅な見直し(予定していた全体合唱中止等)を迫られるなか、挙行できたことは、今となっては不幸中の幸いです。53期生入学式では、感染防止策をとり実施できたものの5月末まで休校。教科書は体育館で原則保護者に配付、または自宅配送をおこないました。休校の間は、電話家庭訪問、メール配信、毎日ホームページ上での情報提供、学習支援サイトの紹介、教員による動画配信などの手立てを実施、家庭とのつながりを図りました。6月1日の創立記念日は、創立50周年記念式典の開催を予定していましたが延期となり、皮肉にも学校再開の第一日目となってしまいました。「健康観察カードの持参、原則マスク着用、移動教室前後は手洗い、ソーシャルディスタンスをとる」、学校再開により、日常が戻ってきましたが、新たな日常のなかでの学校生活が続きます。3学期も新型コロナウイルス第3波の影響を大きく受けそうです。同じなのは、「毎日の学校生活を、自分を大切に、周りを大切にして過ごしていきましょう。」という考え方でした。  

 保護者の皆さま 健康観察カード持参を含め、新型コロナウイルス防止対策にご協力ありがとうございました。3学期からもよろしくお願いします。

SMILEす 2021に向けて 良いお年を

豊中市立第九中学校