溝ふた開け機 バケツで溝さらい すっきり きれい 溝の中

溝さらいスタート

溝さらいと一輪

草むしり

 例年、体育大会前におこなっている恒例行事がありました。PTAさんと一緒にいい汗かこう「親子草刈り&溝さらい」です。しかし、ここ数年の異常なまでの猛暑の中、熱中症が心配だという声もあがっていました。また、今年はコロナ下でもあり、規模を大幅に縮小し整備委員と教職員、PTA運営委員さんの総勢約70名が参加しての”合同溝さらい”という形で9月8日に実施しました(下写真)。集合!溝さらい

 溝さらい プロローグ 

 9月8日午後4時、日差しもやわらいだ頃、朝礼台前に約70名ほどの参加者が集った。2年生整備委員が溝さらい道具を倉庫から出してきた。校長先生「PTA運営委員の皆さま、ご参加ありがとうございます。今日は晴れて良かったですね。さて、整備委員の皆さん、皆さんが中心となって溝さらいを頑張りましょう。昨年までは親子草刈りでしたが、今年は、少しでも運動場の水はけが良くなるように溝そうじをお願いします」

 整備委員会担当者が溝掃除の説明をした後、マスクをしていない人は沈黙で作業をしましょう、と分担地域に分かれた。  

 溝さらい本編 作業開始。溝さらいとはいうが、溝はさらわない。さらうのは「砂」である。運動場の土は風雨にさらされ雨水とともに排水溝に流される。それが結構たまるのだ。そこで、1年に1度の溝さらいをおこなっている。当たり前の話だが溝には重たい「ふた」がついている。このふたが難敵だった。重たいふたを、よっこらしょ、と持ち上げる。腰に負担がかかるので気をつけなければならない。だが、よっこらしょでは持ち上がらない「ふた」があった。溝の隙間に砂や小石が入り込み手強いのだ。そこで今年は秘密道具が登場した。用務員さんが、豊中市より借りてきた「ふた持ち上げ機 」である。ふたにこの器具をセットして持ち上げれば、堅牢(けんろう)なふたも降参する(上写真左)。作業効率大幅アップだ。こうして、運動場南側のふたが次々降参していったのだった。後は一気呵成!1、2年生整備委員が大活躍だ。スコップで土をさらい、青バケツにためる。一輪車にためる。一輪車に山となった砂は、次々に所定の位置に運ばれていった(上下写真他)。途中からは、運動クラブ員の応援隊がかけつけた。体育大会に向け溝がきれいになったところで終了の合図である。溝:「僕と九中生の間に溝はない、ありがとう」。

 施設委員長「暑い中でのご参加ありがとうございました。子ども達はすごく頑張ってくれました。大人の参加はコロナの関係でPTA運営だけでしたが、生徒のみなさんや先生方と一緒に出来て良かったです」

 溝さらい パワー発揮 ふた持ち上げ機