念入りな準備  車いすダンス  車いすの種類

 車いすダンス:事前準備(写真1)

車いすダンス:日本代表 (写真2)

車いすダンス:車いすの種類(写真3)

 先週13日の金曜日の5,6限は人権教育講演会(1年生)でした。テーマは「車いすダンスを通じて~仲間とは?」です。一般社団法人「ジェネシス オブ エンターテイメント」の皆さんにおこしいただき、車いすの方と健常者の方がペアになって素敵なダンスを披露され、車いすの方が、生い立ちや「障がい者」として生きてきた苦労やエピソードなどを語ってくださいました(下写真)。車いすダンス

 事前準備 車いすダンス

 講演の目的は、「車いすで生活なさる方の実体験や苦悩、そして活躍する姿を知り、生徒の人権意識を高める。お互いの多様性を認め合い、助け合える社会集団になる。」であった。1年生の感性に届いて欲しい。 

 ジェネシス オブ エンターテイメントの方は午前中から会場設営に来られた。照明や音響、効果のスモーク等の準備は自前でおこなう(写真1)。人に頼んだら何十万もかかる。良いものを使ってこそ演出をしたいので自分たちでやれることは自分たちでやるのだそうだ。照明や音響はプロ仕様だった。車いすの方ももちろん一緒だ。器用に配線やセッティングをされていた。5限が始まる前には体育館フロアーは、ショータイム!立派なステージと変貌していた。舞台は整った。

 公演&講演 車いすダンス 最初に所属団体「ジェネシスオブエンターテイメント」の紹介動画を皆でみた。自分にも誰かにしてあげられることがある。障がいのあるひともない人も区別しないで、車いすダンスをされている。車いすダンス日本代表あんちゃん「ダンスが上手になることはもちろんですが、仲良くなることを一番の目標にしています。今日皆さんと考えたいのは”ともに生きる”ということです」

 ダンスが始まった。ブルー、ホワイト、イルミネーションが幻想的な空間を生み出す。ほとんどの生徒が車いすダンスを見るのが初めてだろう。車いすが変幻自在に舞った(写真2)。計算された?スモークが効果的な雰囲気を醸し出す。固唾をのむ1年生!うっとりな1年生!すげぇーの1年生!ダンスの後はトークである。特注の車いすのお話(写真3)やいじめを乗り越えてきたお話等、真剣に聞き入っていた。最後の質疑応答では、積極的に質問をする生徒が目立った。車いすダンスは一年生の感性に届いただろうか。

 感想・車いすでどうやってダンスするのかな…と思っていたら、想像以上ですごかったです。障がいのある人、ない人関係なくとても楽しそうにダンスをしていて、見ている方も元気をもらえました。・私も夢はあるし、夢だけじゃなくて目標もあるから今日車いすダンスから学んだ、「人と助け合うこと」「コンプレックスは長所にできること」を思い出して、どんなかべものりこえられるように前向きに努力したいと思います。

 1年講演担当者「これほど姿勢を正してしっかり聞いてくれる生徒さんたちはそうそういません」と皆の聞く姿勢をとても褒めてくださっていました。それだけ心に響く、すばらしい講演でしたね。この講演会で学んだことをしっかり心に留めておきましょう。 

車いすに 全集中する 一年生