千里 九「改めて聴くとすべてのクラスが甲乙つけがたい。体育館に響き渡った”Let's Search For Tomorrow”と”時の旅人”。声は大時計まで届いていた♪」

 1年生 鑑賞会

1年表彰 

 2年 表彰式

合唱コン:1年生鑑賞 (写真1)

合唱コン:1年表彰 (写真2)

合唱コン:2年表彰(写真3)

 新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」は終了しましたが、学校教育活動は感染防止を徹底して継続いたします。さて、九中特色ある行事「1年生合唱コンクール」と「2年生合唱コンクール」を、先日実施させていただきました。学校における新しい「合唱コン」を模索し体育館を収録スタジオに見立てて、各クラスの合唱を録画したのです。そして22日に各クラスで「新しい合唱様式」として鑑賞、審査結果を発表、表彰は校長先生が各クラスにて文化委員に手渡しました。2年合唱鑑賞

 新しい唱コン~舞台は体育館から教室へ~

 1,2年生の合唱コン本番は終わった。体育館には自分のクラスと次のクラスしかいない。緊張するもすべてのクラスが全力を出し切って歌った。例年なら全クラスや保護者が見守る中で歌う。司会の注意「他のクラスの発表は静かに聴きましょう。発表の始めと終わりは心をこめて、拍手を送りましょう。決められた座席に座り、周りの人たちの迷惑にならないようにしましょう。・・・・整列ができて司会者のアナウンスが終わったら、文化委員はクラス紹介をしてください」で始めるのだが・・・。新しい合唱形式ではそういう場面はない。全員が1m間隔に立ち、マス”九”を着用して合唱したのだった。各クラスの合唱の全貌と結果発表は、22日の総合の時間大型モニターで明らかになった。「新しい鑑賞様式」である。  

 合唱コンクール鑑賞会&結果発表!! ~表彰は各教室にて~

 後悔のないように歌った合唱が今よみがえる。合唱は自分に打ち勝つ取り組みでもあった。何ができているか、できていなかったかを改めて聴く。できたところ、できなかったところに気づく。「気づき」がわかるのが鑑賞様式のメリットだと気づく。

 モニターで各クラスの合唱を歌い終わった瞬間に拍手をしたいのだが、画面はすぐに次のクラス紹介へと切り替わる。心で拍手をした。鑑賞を終えた後はいよいよ結果発表が待つ。1年生は大型モニター(事前に収録)から、2年生は放送室から校長先生がおこなった。「それでは、今から審査結果を発表いたします」銅賞・・・、うちのクラスだったらどうしよう?クラス発表を聴く毎に教室から拍手がわいた。まだうちのクラスは出ていない。金賞の可能性はまだある。次に呼ばれるのは何組か?わくわくどきどき。発表されるたびに、拍手や喜びの声があがった。鑑賞終了後、校長先生と介添え担当の先生が表彰状を持ち、各クラスへと走った(もちろん気持ちが走り廊下は歩く)おめでとう。

 2年学年だよりから 思えば1年前。コロナウイルスによる休校のため、1年生で合唱コンクールはできませんでしたね。「いつもとは違う合唱コンクールになるで」と言いながらも、君たちは「いつも」の合唱コンクールを知らなかったんだと痛感しました。・・・この状況下で合唱コンクールができて本当に良かったです。3年生が卒業し、君たちが最高学年になりました。まずは、「2年生」をしっかりとやりきってください!!!”クラス全員がお互いの声を聴き合わそうとする気持ちを持つこと”は合唱の難しさでもあります。と同時にそれが実感として達成できた時、合唱の楽しさを味わうことができます。また来年度も頑張りましょう♪ 

春の音 聴き応えある ハーモニー

1年:金賞4組 銀賞7・8組 銅賞6組 2年:金賞7組 銀賞8組 銅賞4・5組