リモート学年集会  自己紹介  生徒指導の先生から

新たな日常:リモート学年集会(写真1)

新たな日常:リモート学年集会(写真2)

新たな日常:リモート学年集会(写真3)

 豊中市教育委員会の指示のもと、感染防止対策がレベル2からレベル1となり、いよいよ本日15日から通常登校で、半分の生徒だったのがクラス全員揃いました。日常も戻ります。全員が揃うことで、例年おこなっている「クラス写真」を全学年で撮影しました(下写真)。また、1年生では例年体育館でおこなっている年度初めの学年集会をリモートでおこなってみました(写真1、2、3)。健康観察カードの持参、マスクを着用等新たな日常も続きます。ソーシャルディスタンスを保ちつつ、クラスの友達との「心」の距離を縮めていきましょう。(本日健康観察カード忘れ18名)クラス写真

 6月15日 クラス写真撮影

 新年度4月の風物詩といえばこれから1年間おつきあいが始まる”クラス写真”である。クラス写真は桜と相性がいいので、例年は正門桜の下かまたは時計台の下で撮影するのが相場だった。だが、今年は違う。桜はもういない。新型コロナウイルスによる臨時休校のため、6月15日のクラス写真撮影となったのだ。マスクを外したくない生徒はつけたままでいい。マスクを外したら撮影前後はしゃべらないように気をつけよう。順番がきた。担当教員が生徒を誘導し台の上に並ぶ。写真屋さんが、人と人の間に入って顔が見えるようにとていねいに指示をする。「笑顔やで。カメラ目線で。瞬きしないで。」表情がかたい。マスクをしている生徒は目で笑って!もうちょっと笑ってと緊張をほぐす。「せーの。笑ってね。頑張って目をあけて。はい、OK!」思い出の1枚を撮影した1年生は、ようやく九中生活の”航海”に飛び出した。新型コロナウイルスなんかで後悔しないぞ。梅雨の合間の雲の切れ間から太陽の光がのぞく。

 撮影後は教室にもどり、クラスによっては約40人での自己紹介タイムとなった。奇数メンバー、偶数メンバーが一同に介してのご対面である。担任の先生もちょっと緊張・・・・。導入は自分を「〇〇に例えると」、で始めてね。自分を色に例えたり、動物や植物、乗り物に例えたりと緊張感をほぐしていった。

 リモート学年集会 九中の歴史に新たな扉が開いた。初リモート学年集会を実施!

 1年生では、例年体育館でおこなっている年度初めの学年集会をリモートでおこなってみた(写真1、2、3)。体育館で出来ないこともなかったが、将来コロナ第二波が来た時、体育館に集まれないことを想定しての実施である。ホストタブレット(親機)が1組に置かれ、各クラスにはタブレット(子機)が1台用意された。会議用アプリを起動すると、大型モニターに各クラスの様子が映し出された。担当者「聞こえたら合図してください」画面下に映った先生が両手で〇を作る。1台参加していないじゃないか。タブレットを持ち走る担任、ログインしなおす担当者、すべて〇になった。仕切り直して1組担任「全クラス入りましたね。では1組から自己紹介行きます。・・・ルールを守り嫌な思いをする人がいない学年、友達を大切にすれば、いい学年になっていくと思います。では、2組の先生へ」2組担任から、8組担任まで、映像と音声でつないでいく。「笑顔あふれる学年に」「いろんな人と関わって、いろんな考えを吸収してね」「毎日が敬老の日だと思って授業を受けてください」「納豆みたいな学年になって欲しい」「好きな言葉は、漫画スラムダンク あきらめたらそこで試合終了!(あきらめないでね)」

 生活担当「メリハリをつける、あいさつをする、相談をする(一人ではありません)」。最初固かったクラスの雰囲気が、各リモート自己紹介がすすむにつれほぐされてゆく。リアルな拍手で締めくくった。

先生知る リモート集会で広がる世界