ブロッコリ-の栽培    園芸部の活動

技術:ブロッコリ-栽培(写真1)

技術:夏休み後のブロッコリ-(写真2)

園芸部:モロヘイヤ栽培(写真3)

 平成24年度から学習指導要領が改訂され、技術の授業で、生物育成の技術(栽培)が必修単元となりました。「毎日の食事や生活環境など、わたしたちの豊かで安心な生活を支えるために、生物を育てる技術が活用されています。生物を育てるためには、人がかかわり適切な時期に適切な管理作業が必要です。(教科書 技術 P148より)」そこで、2年生技術の時間に九中では健康にいいものがいいなぁと、ブロッコリ-を栽培することにしました。朝の水やり 技術 

 2年技術 ブロッコリ-の栽培

 ブロッコリ-は、ビタミンB、ビタミンC、カロテンや鉄分を豊富に含む健康野菜である。免疫力をアップしてくれるのだ。茹でてマヨネーズなどの調味料をつけて食べると、一部のブロッコリ-マニアにとっては垂涎の食材、美味なことは※「人口に膾炙(かいしゃ)」している。 ※人口に膾炙:広く人々に知れ渡ること。

 そこで、2年生栽培の授業にあたって、一人ひとつ「ブロッコリー」の育成に取り組んだ(写真1)。ブロッコリ-は種から育てる。夏休み前から栽培を開始し、夏休み中はお家に持って帰った。夏休み後戻って来たブロッコリ-は、職員玄関前に集結した。結構成長しているじゃないか(写真2)。ブロッコリ-栽培の基本は、毎日水をあげることである。では、誰が水をあげるのか?答えは日直にあった。

 ブロッコリーに新型コロナウイルス感染は報告されていない。職員玄関まえに身を寄せ合う約300のブロッコリー苗の皆さんは、「密」でも大丈夫なようだ。さて、技術科担当者の朝は早い。毎朝、ブロッコリ-がたっぷりとお日様を浴びるように職員玄関前から「男子テニスコート」前にブロッコリ-の苗を移動させていた。光合成をさせるためだ。9月8日(火)朝、校長先生が男子テニスコート前に立った。生徒達は登校後生徒玄関に向かう。しかし各クラスの日直は、生徒玄関に向かわずブロッコリ-に向かう。とあるクラスの日直「おはようございまーす」、 ジョロに水を入れ、自分のクラスの苗を探す。自分のクラスの苗にたっぷりと水を与えた(左上写真)。すくすく育てブロッコリ-!実りの秋、収穫は10月末頃だ。日が真上に昇った頃、技術科担当者は苗を職員玄関に戻した。

 技術科担当者「水やりは毎日しなければなりませんが、水のやりすぎもよくありません。ブロッコリ-は湿度に弱い性質があるので土が乾燥している状態で水をあげます。毎日のチェックが必要です。適切に管理し栽培をすることで、生産から消費までの過程を体験して欲しいと願っています。」

  園芸部  モロヘイヤの栽培

 栽培の専売特許と言えば園芸部である。園芸部では情報発信として生徒玄関あがったところに「園芸部の活動の様子」を掲示している(写真3)。顧問「園芸部の畑はC棟の横にあります。普段、九中のみなさんがあまり行かない場所なので、掲示板の端をお借りして、畑やまわりの自然のようすをお知らせすることにしました。通りすがりに見てくださいね。」通りすがりに見た。

 最新9月1日の記事は、「モロヘイヤ栽培」であった。モロヘイヤか。モロヘイヤはおひたしやスープなど様々な料理で「ネバネバ食感」を楽しめる健康野菜である。部員〈夏休みが始まる前から植えた「モロヘイヤ」、植えたときは高さ、10cmほどだったけれど2週間の間で60cmほどまで成長した。その後、(収穫して)持ち帰りおひたしにして食べた。とても美味しかった〉園芸部は、自給自足クラブであった。

ブロッコリ- 適切な時期に 適切な作業