高所作業台

 前教頭先生  キャラクタ-イルミ撤去

まきイルミ撤去

イルミ運搬 

今年もありがとうございました。

 「防犯イルミ2019」は、付近の不審者発生事案もなく役割を果たせましたが、イルミ撤去作業は前途多難でした。予定では、3月最初の日曜日「啓蟄(けいちつ)」と呼ばれる頃に撤去するはずで、イルミ撤去は春近し、です。しかし今年のイルミ撤去の道のりは遠し。12月12日(木)より点灯していた防犯イルミネーションは、ようやく6月21日(日)に撤去作業を終えたのです(上写真)。もう、夏近し。関係各位の皆さま、ご協力ありがとうございました右下写真防犯イルミ撤去2019 

 新型コロナに翻弄 地域に貢献したイルミもコロナには勝てない。コロナに翻弄、まいった。人生はいろいろあるが、色色に輝きを放っていたイルミ撤去もいろいろあった。撤去の前に新型コロナが立ちはだかったのだ。えー、臨時休校である。時代はイルミ撤去どころではなくなった。コロナに負けるなの気持ちをこめ防犯イルミネーションは3月末まで地域を照らした。4月に入る。コロナは収まるどころか、学校に人が集まることを許さなくなっていた。イルミ撤去には人海戦術がかかせないので、撤去は臨時休校が終わるGW明けまで待とう。しかし5月一杯まで臨時休校が延長された。もう、このまま撤去出来ないのじゃないだろうか・・・・。イルミ実行委員会にネガティブな感情が芽生える。だめだ。イルミ撤去が出来ないなんて考えは良くない。ポジティブに考えよう!と考えれば袋小路に入る。イルミ実行委員会はじっと時を待った。「なんとかなるさ」。 

 新型コロナを乗り越えて 6月1日から学校が再開されたのを受けて6月14日にイルミ撤去が決まるも今度は雨にたたられ延期となった。21日の日曜日に先送りする。なんとかなるのか?イルミ点灯式から、かれこれ半年が経過していた。その間にいろいろあった。イルミ実務を担当していた教頭先生が転勤となり、新しい教頭先生が着任している。電源担当者はテレワークで夜の会議が少なくなったおかげで10数キロのダイエットに成功していた。

 6月21日イルミ実行委員のメンバー、PTAの皆さん、九中教職員等のべ約40名が9時に正門前に集合した。昨年と違うのは皆マスク姿だ。アルコール消毒液が机に置かれている。オープンエアーの中、イルミ実行委員長あいさつ(左上写真)後、防犯イルミ撤去作戦を始めた。台車や一輪車が正門付近に運ばれた。脚立も運んだ。大きな山車のような台も組み立てた。高い木のイルミ撤去にはこの機材はかかせない。皆さん、その道の達人の指示を待つ。その道はどこに進むかわからないが、プロの方の指示に従うのが一番と吉田兼好も徒然草のなかで言っておられる、と昨年も言った。人数分ニッパが用意され、番線を次々に切っていく。「誰やこんな上まで巻いたの」「きつく巻きすぎ」6万個のイルミに立ち向かう。さすがに半年間がんばったイルミは劣化が進んでおり、引退イルミもいたしかたない。元気なイルミは今年も点灯してくれるかな、の言葉を残しつつお昼前に作業は終了した。イルミ撤去は、なんとかなった。

また光る コロナに負けるな 防犯2020