九中彼岸花

用務員さんの活躍

へび

 九中彼岸花の活躍(写真1) 用務員さんの活躍(写真2)  落ちてきたヘビ写真3) 

 9月30日に2年生の学年別第51回体育大会が終わり、全3回に渡った体育大会が終了しました。九中生は、応援うちわを後押しに彼岸花(写真1)も見つめる中、運動場を縦横無尽に躍動し疾走しました。さて、体育大会前後は用務員さんの活躍の時期でもあります(写真2)。樹木のせん定の最中にスズメ蜂の巣を撤去してくださったのですが、その時、突然落ちてきたのが・・・ヘビでした写真3) ヘビの名は?

 体育大会を終えて 彼岸花の満開と活躍

 中の体育大会が開催される頃、応援し咲き誇るのが真っ赤な九中「彼岸花」である。今年は例年以上に遅咲きで百花繚乱!応援うちわと一緒に生徒の疾走を応援してくれた。彼岸花は、道端などに群生し9月中旬に赤い花をつけ、夏の終わりに枝も葉も節もない花茎だけ地上に残す。先端に花を一つ。花が枯れたあとは、葉っぱのみ。「花と葉が同時に出ることはない」という特徴から、日本では「葉見ず花見ず」とも言われる。葉は花を思い、花は葉を思う。体育大会は全学年同時に開催はできなかった。しかし、それぞれの体育大会を見ぬ学年が実施している学年の活躍を思い、願ったはずだ。 

 体育大会を終えて 用務員Aのつぶやきと活躍 

 A「2020年10月2日晴れであった。体育館前のフェニックスの葉を落とす作業中にスズメバチの巣を発見する。個体はいない。空だと思ったのでスズメバチの巣を落とそうとはたく。おっとハチが飛んだ。相棒の用務員Bが、こんなこともあるだろうと用意したハチ撃退スプレーを噴霧!私も黙っていない。下に落ちてきたハチを待ち構えW噴霧で撃退した。ところが、他にもボタボタいろんものが落ちてくるではないか。ムカデが落ちてきた。ハチ撃退スプレーが効いてきいているのか?もだえるムカデ!ごめんなさい。長ばさみでとどめを刺した。九中の安全のためにムカデ退散してくれ!継続して作業にとりかかっていると次に落ちてきたのがヘビだった。目つきや動きが、どうもどう猛だ。しかし攻撃的に動くがハチ撃退スプレーのせいか苦しんでいる。ペットボトルで捕獲し理科の先生が興味あるかと理科室へ持っていった。その後の作業もナメクジが落ちてきたり、魑魅魍魎、舌切り雀の大きなつづらの中身の様相だった。木の上で私たちの知らない生態系があるようで、自然が息づいているのを感じた」

 ヘビは、理科室から教頭先生の手に渡った。教頭先生は理科の先生である。

 教頭先生の手に渡ったヘビは何ヘビなのか?教頭先生は正体を調べた(左上写真)。このヘビは、「アオダイショウ」か「シマヘビ」だろうと思った。しかし万が一、「マムシ」であれば大変だ。「マムシ」は、頭が三角形でずんぐりとしていて、楕円形の模様がある。捕獲したヘビには楕円形の模様があるが、すらりとしていた。今、コロナに退散して欲しいのはもちろんだが、危険なヘビにも退散して欲しい。豊中市保健所に連絡し回収してもらおう。

 教頭「楕円形の模様は危険なマムシにも見られるので気をつける必要があります。シマヘビの幼体にも見られますが擬態して敵から身を守るのです。その後、保健所で調べてもらったところ、アオダイショウではないかと結論づけていただき一安心しました」

コロナ禍にムカデにハチにヘビ退散