学力向上タイトル 「STF学習(主体的で対話的で深い学び)を目指して」

千里 九「鑑賞の時間、各教室で流れる7つの”手紙”。人に感動を与える曲だとしみじみ思う・・・・」

 卒業式まで後・・・

合唱鑑賞 

 鑑賞を終えて

卒業式まで後・・・ (写真1)

合唱コン:鑑賞会(写真2)

合唱コン:聴き終えて (写真3)

 新型コロナウイルスの感染拡大で医療崩壊が迫っているとして、緊急事態宣言が先週2月8日より延長されていますが、学校教育活動は感染防止を徹底して継続いたします。さて、九中特色ある行事「3年生合唱コンクール」は緊急事態宣言中において中止も検討しましたが実施させていただきました。学校における新しい「合唱コン」を模索し音楽室を収録スタジオに見立てて各クラスの合唱を録画、そして今日26日6限、各クラスで「新しい鑑賞様式」として鑑賞しました。新しい鑑賞様式

 合唱コン「手紙」決戦は音楽室~

 九中3年合唱コンクールは、22日に前半、4,3,5組と収録をおこなった。24日が後半2,1,6,7組だ。体育館での「合唱コンクール」なら出演順が気になるところだが、音楽室には自分のクラスしかいない。だから安心して収録に臨んでね、である。しかし録画といえども緊張しているのか少し落ち着かないのが本番でもあった。

 3年合唱コンクール鑑賞会 ~鑑賞は各教室で(左写真)~

 某クラスの学級だよりでは、合唱コンへの思いを語っていた。「今年の合唱コンクールが最後なので、後悔のないように歌い切りたいです。3年間の想いを表すいい機会です。」「クラス行事、学年行事、学校行事が今年は少なかった。もう今年、最期の行事になってしまったけど、悔いの残らないように全力で頑張りたい」

 そして迎えた合唱コンクール鑑賞会が今日2月26日6限にあった。日めくりカレンダーが卒業式まで後12日と時を刻んでいる(写真1)。自分のクラス以外の合唱はどうなんだろう?そんな思いで他クラスの合唱を聴く。発表順は体育館で予定していた場面と同じだ。トップバッターは1組、合唱は自分に打ち勝つ取り組みでもある。何ができているか、できていなかったかを改めて聴く。1組の生徒は教室で自分たちの合唱を聞いた。体育館でライブならトップバッターの緊張は計り知れない。ここはホームルーム・・・ 。以下、4組、2組、6組、3組、5組、7組が発表した。らんらんらん♪らんらんらん♪廊下は誰も走っていないが7クラスの合唱が響く(写真2)。「幸せなことを願います♪・・・」歌い終わった瞬間に各教室から拍手がおこっていた。クラス発表を聴く毎に、良いところを感想用紙に記入していく(写真3)。新しい鑑賞様式では順位は決めない。決めるのは努力した自分たちの心だ。

 新しい鑑賞様式を終えて 「他のみんなもいろんな思いを抱えていることが、今聴いた歌に伝わってきました。自分は過去の思いがよみがえってきます」「授業のときからは想像できないくらい男女ともに声が出ていた」「歌にしっかり思いが込められていて、自分たちのクラスらしい歌が歌えていたなと思った」「必ず成功させるぞという気持ちが歌から伝わってきた」「歌を聴いて、”楽しかったな”、”もう一度このメンバーで歌いたいな”と思えた合唱だった」 

 担当者「 自分のクラスも含めて本気で歌った合唱の姿はどうだったでしょうか。方法は変わっても合唱を通して”心を合わせ卒業を迎える”ことには変わりありません。時間をおいて自分のクラスの発表を客観的に見られたのは今までにない良い経験になったと思います」

 この手紙 映像を見て 進化した♪ 26日6限合唱コン配信