ペンキ塗り  九中辞典  キャベツ

教室廊下:ペンキ塗り(写真1)

九中辞典:「え」の項目(写真2) 

園芸部:キャベツの収穫(写真3)

 九中中庭の桜がつぼみをつけました。昨日よりまたまた少し開花にせまり、春近づいています(下写真)。さて、3月19日(木)は、環境整備の先生を中心に1年生がペンキ塗りです(写真1) 。気合いが入っていました。気合いが入っているといえば3年生が国語の時間に作成した「九中辞典(写真2)」の「え」の項目 園芸部です。中庭桜

 九中辞典「え」の項目 

 臨時休業中に九中を振りかえる。九中に登校できない間、九中にどこかで触れておくことは出来ないだろうか。あった。手元に一冊は欲しい九中辞典である。「え」の項目は、えっと、A棟で始まる。

 えーとう【A棟】九中にある三棟の校舎のうちの一つ。下足から職員室や保健室、会議室などにつながっていて、多くの先生が行き来するので、特にこの棟では、急いでいても廊下を走ることはできない。えーる【エール】五十期生で初めて体育大会の最後の競技として行われた。組体操やソーラン節の代わりの種目である。(文)―で「めぐるめぐる風~」と叫ぶ・・・えんげいぶ【園芸部】畑などでニンジンや大根などの野菜を育てて栽培しているクラブ。花を育てたりといったガーデニングに近いイメージを持たれがちだが、実際は大きな鍬を持ち、時には害虫を抹殺するガチガチの運動部。土壌に恵みをもたらすミミズを讃え崇める。個性的な部員が多い。

 「え」の項目 園芸部 3月24日発行園芸部通信より抜粋 

 冬は秋からの作物の手入れと土づくりの時期・・・。その大切な時期に休校で部員のみんなと作業をすることができなくなってしまいました。しかし、人間にどのような都合があっても、畑の生き物はそれぞれに懸命に命をつないでいます。1、2月の活動のようすと3月の春を迎える畑の自然を報告します。 

・1月 キャベツの収穫(写真3) 秋のまだ温かい時期に小さな苗を植え付けました。ネットをかぶせてモンシロチョウの幼虫に食べられないように大切に守ってあげました。しっかり球状に葉が巻きましたよ。外の葉が紫色になっているものほど、糖分を蓄えて甘いそうです。収穫の後は肥料を入れてさっそく土づくり。次の作物を育てる準備をします。キャベツはさまざまなビタミンやミネラルを含み、栄養満点です。ちなみに胃を守るはたらきする物質がキャベツから発見されたので、その物質は「キャベジン」と名付けられました。胃腸薬で有名ですね。    鹿沼土
・3月 畑の土づくり 本格的な春になる前に畑の土づくりをします。この土づくりが1年間の作物のできを左右します。水はけの悪い部分には、水はけを良くするために火山の軽石がもととなっている鹿沼土(右写真)を、土が固くなっているところには、土を柔らかくし、土中の微生物の活動を促す牛ふん堆肥を、窒素分の養分が足りないところには発酵鶏ふん堆肥を混ぜ込んでいきます。また、雨水は大気中の二酸化炭素が溶け込んでいるため酸性で、そのため土壌も酸性になりますが、多くの作物はあまりそのような土壌を好みません。そのため、石灰を混ぜ込んで、中性から弱アルカリ性にします。混ぜた後、しばらくそのまま寝かせておきます。自然の土中の微生物の助けも借りて、畑の土づくりをするためです。

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