書き損じハガキ ダルニー奨学金証書 ベルマークの分類 

会計委:書き損じハガキ回収(写真1)

会計委:ダルニー奨学金(写真2)

 会計委:ベルマーク分類(写真3)

 今年度最後の専門委員会が4日にあり、後期の活動内容や反省、次年度に受け継ぐことなどを話し合いました。さて、会計委員会ですが切手やベルマークも集めています。ベルマークは会計委員会と関係がないようですが、”きって”もきれない関係にあったのです。ベルマークの分類

 後期最後の会計委員会 

  後期会計委員会では、貴重品回収、ダルニー奨学金の書き損じはがき回収(写真1)、そしてベルマーク回収等を毎年おこなっている。今年もしっかりと集まった。書き損じはがきは換金されタイの子どもたちへの奨学金として送られる。約400枚集めるとタイの子ども一人1年間の学費となる(写真2)のだ。

 会計委員会では反省をいろいろとおこなったが過去は変えられない。なら未来を変えていこう。ベルマーク回収で明るい未来をつくろうじゃないか。年間を通じて集めたベルマークは「助け合いの輪」となり未来に託す。

 会計委員会とベルマーク運動 ベルマークの山 

 机一杯にベルマークの山がひろげられた(右写真)。そもそもベルマーク運動とは、「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」。そんな願いをこめて1960年に始まりました。PTAなどのボランティアで生み出された資金(ベルマーク預金)で学校の設備や教材をそろえ、さらに国の内外でハンディを背負いながら学んでいる子どもたちに援助の手を差し伸べます。 マーク集めから始まるだれでも気軽に参加できるボランティアです。約820万世帯のPTAと、共鳴する企業や地域の人たちに支えられて助け合いの輪は大きく広がっています。ベルマーク運動は、PTAと企業(協賛会社と協力会社)、そしてベルマーク財団がスクラムを組んで進めています(ベルマーク教育助成財団HP)」とある。

 「ベルマーク運動」に取り組んでいる小学校は多いが中学校ではなじみが薄い。数年前にある保護者から「小学校の時に集めていたベルマークの持って行き場所がない」とのご意見をいただいた。そこで、豊中市立第九中学校でもベルマークを回収することにした。だが集めたベルマークはどうする?そこは小中連携である。校区の小学校に持って行ってはどうか?こうして集めたベルマークは校区の小学校で活用していただくことになったのだ。

 ベルマーク捨てればゴミだが集めりゃ財産。1年間かけて集めたベルマークは結構な量にのぼった。このままベルマークを小学校に持って行っても良いのだが、そうなると小学校のPTAの方が大変だ。集めたベルマークを会社やメーカーごとに仕分けしなければならない(点数毎も)。担当の先生「60代、30代、20代はここ!」、生徒はみんな10代であったのだが、商品を見たらベルマークの点数がわかるぐらいの担当者はベルマークの点数毎に集める役割を生徒に割り振っていたのだった。1点以下はこっちに集めよう。会計委員はてきぱきと動き、仕分けをすすめた(写真3)。人海戦術でやれば早いはず。これはここ、それはそっちとベルマークが分けられ、点数が数えられてゆく。ひぇー(嬉しい悲鳴)。今年は専門委員会の時間内に終わらなかった。合計点数まではたどりつけなかったが、分類されたベルマークは校区の4小学校のPTAさんにお渡しする予定だ。助け合いの輪はひろがる。

 春風や 九中校区に鐘(ベルマーク)が鳴る