登校風景  アルミ缶回収呼びかけ  アルミ缶回収箱

アルミ缶回収の朝(写真1)

アルミ缶回収呼びかけ(写真2)

アルミ缶回収箱(写真3)

 昨日はアルミ缶回収の日でした。アルミ缶回収は、月に一度、2日間おこなっています。アルミ缶回収は地球にも安全で、また集まったアルミ缶を換金してウォータークーラーなどの安心修繕費にあてています。今回も、多くの生徒がアルミ缶を持ってきてくれました。しかし、いつものアルミ缶回収と風景が違います。回収したアルミ缶を派手につぶす市場が、開かれていませんでした。図書委員会

 アルミ缶回収 集め方改革~

 今までのアルミ缶回収の朝。生徒会執行部が生徒玄関前にテーブルをだし出店をしていた。「おはようございまーす」の挨拶とともに、集めたアルミ缶を踏んではつぶし、つぶしては踏んで数を数える。九中風物詩、とっても元気あふれるにぎやかな朝だ。

 令和元年(2019年)5月7日のアルミ缶回収の朝(写真1)下足室前で声を大にして呼びかけた。「アルミ缶回収にご協力お願いします。」「あっ、缶忘れた、、、」という声が。でも大丈夫。九中アルミ缶回収は8日もある。担当「明日は忘れたらアカン(・・)!」周囲を見渡せば、九中風物詩、元気あふれるにぎやかな缶つぶしや、数える姿がどこにもない。テーブルもなかった。

 そう。2019年4月1日から「働き方改革”関”連法」が順次施行された。時を同じくして、”アルミ「缶」集め方改革”がおこなわれた。『NEWアルミ缶回収』に生まれ変わったのである。今まで生徒会と委員長が中心となって回収と同時にアルミ缶をつぶし数えていたが、時間がかかる。朝読書に遅れる。そこで、委員長の負担軽減を考えようとの「集め方改革」であった。執行部はのぼりを持ち声かけに徹する(写真2)。アルミ缶を持ってきた人は、学年ごとに下足室に設置してある回収箱(写真3)に袋のまま入れてもらうという形をとった。セルフである。執行部は呼びかけるだけ。時間終了とともに教室に戻り朝読書に加わる。では、だれがつぶす?だれが数える?集めたアルミ缶は月ごとに専門委員会開催日に、決められた委員会がつぶして数えることにした。(名案・明暗・平安)だ。今月の担当は、図書委員会であった。

 担当者「生徒会では限りある資源を大切にということで努力しています。 アルミ缶回収もそのひとつです。集め方改革で委員長の負担を軽減し、また5月7日からのカーディガン登校で、着方や服装を間違えてしまった人に呼びかけることもでき、『NEWアルミ缶回収』は、一石二鳥の集め方改革となっています。」

 第2回図書委員会 ~ 「ポップコンテスト」は6月7日(金)から ~ 

 定刻、全クラスの図書委員44名が図書館に集まった。今月、図書委員での課題は、朝の読書をどう成功させるか?だった。各学年グループになって現状の認識から、議論をスタートさせる。「やっぱり図書委員が呼びかけをちゃんとやらないと」とか「読んでいない人の横で促しては?」といった意見がでた。中には「そもそも、本が好きになれば自然と読むようになるから、好きになってもらうために友達に本を紹介しよう」といった前向きな意見まで飛び出せGOーである。今月は本のPRも兼ねて図書委員主催の「ポップコンテスト」の準備にも忙しい。図書委員行事係の生徒が中心になって企画を進めていく。コンテストはオープンスクールの日(6月7日)から始まるので、みなさんよろしく!委員会終了後、アルミ缶GOーへ約20名の図書委員が生徒会室へ向かった。回収箱に集まったアルミ缶を生徒玄関前にひろげ、踏んではつぶしつぶしては数える。2年生は400個を超えた。人手が多いとつぶすのも数えるのも早い。15分ほどで終えた。生徒会の横のつながり、「NEWアルミ缶回収~集め方改革~」は順調にスタートし連携を深めていく。

 五月晴れ アルミ改革し 連携へ