握力  ハンドボール投げ

 50m走

新体力テスト:握力(写真1)

新体力テスト:ボール投げ(写真2)

新体力テスト:50m走(写真3)

 仮称”ツバ九”は今日も仲良く、チュビチュビチュビ~九中上空を飛び巣作りに頑張っています。ツバ九が応援する中、九中生は新体力テスト(スポーツテスト)に頑張りました。文科省によると新体力テストの目的は、子どもの体力が低下している状況にかんがみ、国が全国的な子どもの体力の状況を把握・分析することにより、子どもの体力の向上に係る施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとあります。 運動場では、雲ひとつない青空(下写真)、”握って(写真1)、投げて(写真2)、走って(写真3)を測定しました。新体力テスト

  0m走  

 ツバメが50mを走ったら速いのか?ツバメの特徴といえば二股に分かれた長い尾である。燕尾服はツバメの尾の形にちなんでいる。脚は短い。二股に分かれた長い尾は歩行には不向きで、地面に降りることはめったにない。走るのは苦手なのだ。

 だから、人は空をとぶ速さではツバメに歯が立たないが、陸上を走ればツバメを凌駕(りょうが)する・・・。そんな中、50m走が始まった。50m走はスタートが全てと言っても過言ではない。5月11日、陸上男子短距離のサニブラウン選手はアメリカで行われた大会の男子100メートルで、日本選手として2人目の9秒台となる9秒99をマークして優勝した。すごい。日本選手の9秒台は、おととし9月に桐生祥秀選手が9秒98の日本新記録を出して以来、2人目だ。

 サニブラウン、桐生選手に続こう!10秒を切ろう!50m走ではサニブラウン、桐生選手ほどの切れのいいスタートはいらない。だが、スタートさえ上手くいけば1秒は短縮できるのも確かだ。新体力テストの結果は、順番をつけるものではないが、走るかぎりは0.1秒でも速く走りたいもの。スターター「位置について よーい どん!」大きな声で合図する。スタートダッシュから中間疾走、そしてラストスパートと全員が全力で走り切った。7秒!8秒2!計測タイムが次々記録されていく。10秒を切る選手が続出だ。走力も学力も伸びる時期がくる。

 ハンドボール投げ 

 測定の方法を説明する。直径2mの円の中に立ち、ステップを踏み決められた方向にハンドボールを投げる。蹴ってはいけない。円の内部であれば、自由に動くことができるので、ステップを踏んだり、助走をつけながらハンドボールを投げてもかまわないが、円周の線を投げるときや投げた後に踏んでは・・・・・ファールとなるので気をつけよう。また、扇形の計測線に向かって投げる角度は30度、試技は2回、良い方を記録として採用する。中学校2年男子の平均は約20mだ。ふだん扱い慣れていない外周54~56cm、重さ325~375gのハンドボールを投げるのは結構難しい。

 まずは3年生男子から。投げた!いった。20m!25m!次々と記録していく。おおおおおー42m! 誰だ?ハンド部だ。やるっ。普段から投げているだけある。継続は力なり。やはり※餅は餅屋やである。 ※餅は餅屋 素人では専門家にかなわないということのたとえ。

中学時代の体力向上は、生涯の健康への第一歩