図書委員  朝読しっかり週間です!  8時35分朝読中

朝読しっかり:朝8時15分(写真1)

朝読しっかり:朝8時30分(写真2)

朝読しっかり:朝8時35分 (写真3)

 朝読しっかり週間 2019 図書委員会では、いつも「朝読」を応援しています。「朝の読書を学校全体で成功させるため、図書委員が各教室の朝の読書の様子を応援しよう」それをきっかけに本を読む楽しさも知ってね、という企画を夏休み前に実施するのが、「朝読しっかり週間」です(下写真)。朝読の充実はもちろんですが、全クラスが朝読を毎日同じ時間に共有し、習慣にすることこそが図書委員会の願いです。朝読しっかり週間

 朝読を習慣に! 

 習慣とは、英語で habitである。 Habit is a second nature. (習慣は第二の天性なり)つまり、習慣もずっと続けているうちに、自然と身について、ついにはその人の生まれつきの性質のようになるということで、読書も第二の天性となって欲しいということで「朝読しっかり週間」が先週から始まった。

 朝読の目的はこうだ。読書に親しむことによって子どもたちの豊かな「ことば」と「感性」を育む。朝の授業前に集中して読書に取り組むことによって、授業に取り組むための集中力を養う。読解力は、全ての学力の根幹であると位置づけ、朝読を通じて学力向上に取り組む。活動内容は、ただただ読むことを基本にする。基本は自宅から持ってきた本であるが、図書館で借りるか、学級文庫を利用するのもOKだ。先週月曜日、専門委員会で朝読担当者から図書委員に、「明日から”朝読しっかり週間”なので、いつにも増して朝の読書を頑張りましょう!35分には、クラスのみんなが本を読んでいる状態になっているようみんなに、声をかけてください!」と予告した。

 朝、8時15分職員室前に図書委員”朝読声かけ隊”が集合完了した(写真1)。「担当は一人一回です。その一回を全力で、気合いを入れて朝読の呼びかけをがんばりましょう。」8時20分各委員が配置についた。「朝読の準備をして下さい。」の放送に合わせて、”朝読声かけ隊”がプラカードを持ち廊下を歩き(写真2)、「8時35分には読書を始めておきましょう」と登校して来た生徒に元気よく声をかけた。教室では、黙々とページが繰られてゆく(写真3)。 読書は習慣だ。

 懇談期間中の図書館 

 懇談期間中の放課後、図書館は懇談待ちの生徒やクラブ開始待ちの生徒で賑わいを見せる。涼みに来る生徒、マンガを読んでくつろぐ姿も・・・。そんな生徒たちに見て欲しいのは、特設展示コーナーである。図書館入り口前の廊下では「夏の読書、夏に読書、夏も読書・・・」と銘打って、夏休みにぜひ読んで欲しい本を展示している。『ある晴れた夏の朝』『夏のバスプール』『あの夏を生きた君へ』『夏の階段』『夏と花火と私の死体』『真夏の方程式』など、タイトルも夏色一色である。館内では「夏休みの宿題お助けします」コーナーを設け、理科の自由研究やビブリオバトル、作文やレポート作成に役立つ本がたっぷりと並んでいる。7月10日からは「夏休み特別貸出」が始まった。7月10日から8月23日までの間、何冊でも制限なし無制限で、9月2日まで借りることができる。10冊以上借りる人も珍しくないので、遠慮は無用である(ちなみに現在の最高は27冊!!)。お楽しみの本も学習用の本もたっぷり借りて、ぜひ「読書の夏」を満喫してほしい。

 「夏休み特別貸出」で選んだ一冊は自己の読書量の記録を必ず更新してくれる。夏休みの安心につながるはず。きっと特別貸し出しは、九中生の干天(かんてん)の慈雨となるだろう。干天の慈雨(かんてんのじう)・・・日照り続きのときに降る、恵みの雨。困っているときにさしのべられる救いの手にたとえる。

夏の読書 夏に読書 夏も読書