クラスミーティング  クラスミーティング2  学年ミーティング

ミーティング用原稿(写真1)

クラスミーティング(写真2)

学年ミーティング(写真3)

 ~ 2学期ふりかえり ~    終業式前は各学年集会があります。「人は考える葦である。パスカル」、そこで各学年で「考え」るのです。2年生は、12月18日委員長が中心となり、仲間の本気やがんばりを共有し実感しましょうとミーティング用原稿(写真1)をもとにクラスミーティング(写真2)をおこない、20日には体育館へと集まり生徒達が主体的に会をすすめました(写真3)学年ミーティング

 クラスミーティング ~ 自分を成長させる 

 中学生2年生である期間は、残り3ヶ月半だ。もうすぐ中学3年生となる。最高学年になる日が毎日カウントダウン、近づいている。では、みんなは1年生になる前の自分と比べて、どんな部分に変化や成長を感じたか。「何もない。」ことはありません。絶対に。

 今こそ4月から12月までの自分を振り返ろう。自分と向き合う。それは3年生になるまでに自分の「想いや悩み」、「失敗と成功」、「成長や変化」に自分自身が気付き、新たな自分の可能性を引き出すためであり、自分の言葉でクラスの友達に「今」の自分を表現し、理解してもらうためでもある。2年生は「今の自分」だけでなく、「今までの自分」も振り返ってみた。前に進んだり後ろに進んだり、転んだり立ち止まったりしながら、ようやく「今」にたどり着いているのを知ろう。例えば、心折れそうな時、誰かに声をかけてもらえて「ホッ」としたり、仲間の言葉を聞いて「そうなんや・・・」と共感したり、誰かの本気や全力を見て、「自分も!」・・・勇気をだせた瞬間があったよな。事前に委員長がクラスミーティングの原稿を書いた。本音で決意の想いを書き、発表した。声はクラスに響く。

  学年ミーティング 変えられるのは自分と未来~

 12月20日、4限2年生の学年集会があった。今回は、体育館にコの字の形にクラスが並ぶ(左上写真)。何のために?もちろん、学年ミーティングをおこなうために。体育館に響く声は心に届く。沈黙が流れた。誰かが言ってくれるのを待つ。手をあげる人がいる。勇気を持って次に続く人がいる。手を挙げられるのは周りに信頼出来る人がいるからだ。合唱コンクールに向けてクラスがひとつになりたい。クラスのみんなに受け入れてもらえるか不安だった。いい関係に戻れるために間に入ってくれた人がいる。ありがとう。たくさんの人に助けてもらった。今度は助ける側にまわりたい。意識すべきは、「変える。」のではなく「変わる。」ということ。いつもいつでも変えられるのは「自分と未来」である。今までの自分を本気で振りかえって見たとき、「今」のあなたを作り上げる「チャンス」や「きっかけ」に出会っているのに気づくはずだ。時間いっぱいまで、発表した。みんなに拍手。終了後「クラスでは発表できたけど、学年みんなの前でしゃべるのは難しいなぁ、やっぱり」という声も聞こえる。そう感じただけでも、学年ミーティングの意味がある。来年は、いよいよ最高学年となるし。

 担当者「3年生を目指し、助走を始めるべき時は今です。今のクラスの”合唱”で、卒業後の思い出に残せるような達成感を味わうために、仲間に頼るだけでなく、一人ひとりが自分を変えて”クラス”そのものを変えられる取り組みができるのも、今だけです。」

クラスあり  自分が変わる  未来あり