ラジオ体操

石ひろい 

 3年生 演技

全体練習:ラジオ体操(写真1) 全体練習:石ひろい(写真2)

3年練習:団体演技(写真3)

 薫風香る曇り空、九中運動場です。3学年が一斉に駆け足!第50回体育大会の全体練習20日におこないました。練習開始!は、開会式、プログラム1番ラジオ体操、退場練習、閉会式と当日の成功に向けて順調にすすみ、最後は全体指揮の先生より、安全第一「自分たちが競技するグラウンド、怪我予防のため石を拾おう」の声が運動場に響きわたりました。その後、3年生は、団体演技の秘密練習です。全体練習

 プログラム1番ラジオ体操 怪我予防

 プログラムはラジオ体操で始まる。ウォーミングアップで四肢を伸ばす。全ての筋肉ストレッチをするので怪我や故障をふせぐ。だからプログラム1番にラジオ体操がある。やるなら美しく。ひとつひとつの動きを意識することで美しいラジオ体操が決まる。全体練習では、全学年指先が水平から天まで伸び、膝がまっすぐ。「これがラジオ体操」を演じた(写真1)。

 「ラジオ体操第一!」かかとを意識して大きく。ななめにそろえる。手の先を見ながら大きく回す。体の回旋時には肘を伸ばすのを意識して。・・・前にしっかり倒して。曲に合わせてゆっくり跳ぶ。5.6.7.8!指揮の先生の声が運動場に響く。躍動感のある演技だ。ラジオ体操が終われば退場練習に移る。退場曲が鳴る♪。足踏みし「駆け足!」全学年一斉に退場門を目指し走り出す。全力疾走!ひろい運動場を走り抜けた(左上写真)。

 ひろい・・・。さて、”ひろい”といえば練習後に石拾いをおこなうのが全体練習の仕上げである。石に、拾ってという意思はない。だがトラックやフィールドに石コロがあると怪我をする可能性がある。よく見ると小さな石があちらにコロコロ、こちらにコロコロ。各クラスに青いバケツがひとつ用意された。全部で22個。先生も含めて約900名が運動場にひろがった(写真2)。自分たちの、友だちの安全のために石を拾った。競技中につまずいてこけたら、悔やんでも悔やみきれない。こうして将来のアクシデントを未然に防いでいく。石拾い終了後、1,2年生は教室へ戻ったが3年生は戻らない。

 プログラム17番50期生演技 エール

 3年生は戻らない。と言えば、運動場に残って50期生演技の秘密練習である(写真3)。ここ数年、どっこいしょ。構え!波がひるがえる、網をたぐる、網をひく、網をなげる・・・・と3年生演技は”男女ソーラン”を披露、踊っていた。ソーランも良いが、50周年の節目に違ったものにチャレンジしたい。では、何をしよう。50年の歴史のうえに3年生は存在する。歴史を受け継ぎ後輩に伝統をつなぐ。九中に入学してから2年半で学んだことや得たものがたくさんあるじゃないか、それを下級生に心から伝えよう。

 50期生演技は“エール”と決定した。下級生へのメッセージはクラスごとに考えた。今年度が初めての取り組みということで、生徒たちは戸惑いを隠せない。最初は、恥ずかしくて声がなかなか出なかった。しかし、何回か練習していると徐々に声も大きくなり、言葉の意味を考え動きもよくなってきた。練習を重ねるに従いまとまってきた。50期生の成長はまだまだ止まらない。まだ完成にはいたらないが、本番は、さらにクラスや学年全体が団結することを期待しよう。本番が楽しみだ。

青空に 響くエールは 50期生