減殺を学ぶ  消火を学ぶ

避難を学ぶ

 がれきの街

消火訓練

体感 震度7

 期末テスト最終日です。九中生が問題を解いていた頃、地域の方も学んでいました。豊中市の人権協九中校区現地研修会です。天王寺にある大阪市立阿倍野防災センター(あべのタスカル)での研修に、校区人権推進委員さん約20名が参加しました。おおさか防災情報ステーション

 あべのタスカル(平成31年4月27日にリニューアルオープン)

 大阪市立阿倍野防災センター(愛称:あべのタスカル。以下「防災センター」という。)は、東日本大震災をはじめ近年発生した災害の教訓や、南海トラフ巨大地震への備えなどについて学べるよう、これまでの展示内容を最新の技術を用いて一新し・・・、新しくなる防災センターは、「防災を自分自身の問題としてとらえ、具体的な防災行動につながる体験型学習施設へ」をコンセプトとし、「自分で選べる」・「地域特性に応じた」・「被災時の防災行動に直結する」体験学習ができる市民防災啓発施設をめざします(あべのタスカルHPより)。推進委員さんの代表者会議で新しくなった「あべのタスカル」を、人権協九中校区現地研修会の場所に決められ、推進委員さんたちが向かったのである。

 現地研修会(上写真6枚) あべのタスカル・・・まずネーミングが大阪的であった。助かる人から助ける人へ。防災のキーワードが名前に込められている。施設は平成31年4月27日にリニューアルしたので、以前参加された方も新しい学びがあるだろう。新しくなった防災体験学習も体験、体感する。まず、ナビゲーターの方が、「正面に位置する直径3メートルの市域円形スクリーンを囲んでください」(左上写真)。ここは、大阪市全地域の被害想定を知ることができた。備付けの端末で市内24区それぞれの地域特性による災害危険を学ぶ。隣接の豊中市も人ごとではない。続いて、タスカルシアターへ向かう。ここでは高さ6メートルを超える巨大スクリーンに圧倒された。大災害の様相が目の前に!揺れるシート!迫力ある映像が重なりあう。災害に対する意識が高まった。おっとガラスが落ちてきた!火事だ。減災を学び、消火を学ぶ。煙の怖さも体感した。最後は、震度7!いつか来る南海トラフ地震が自身に迫る。この施設は、まちがいなく防災を自分自身の問題としてとらえ、具体的な防災行動につなげる学びの場所であった。

 推進委員さん「巨大映像の中で、東日本大震災で助かった当時中学生だった方が、”まず、自分の命を守る。守ることが出来たら助ける側に回る”とおっしゃていました。人の命を守るのが人権につながるのだと思います。」

地域の防犯イルミ設置 11月30日(土) 9時~16時予定