1年応援旗制作  応援旗通り 2年   ぽんぽん制作

応援旗ポスターカラー:1年生(写真1)

応援旗制作真っ盛り:2年生(写真2)

応援ぽんぽん制作:3年生(写真3)  

第50回 体育大会に向けて 応援旗 応援。人は応援されると、嬉しいものです。明治時代に、一高の運動部の試合で応援団が「奮(ふる)え、奮え」と声をかけたのが始まりで、ふれー!ふれーという応援がはじまったとか。たしかに人は応援されると、奮い立ちます。そこで、九中です。年に1度出現する「応援旗通り」で各クラス投票によって決められた素晴らしいデザインをポスターカラーで布に描き、応援旗を制作します。クラス団結の印を、「一色入魂!」。体育大会は、もう、そこまできています。応援旗通り3年

 廊下には応援旗がいっぱい。

 サクラは言った。実績のある人物に対して尊敬の念を込めて異名(別の名前)で呼ぶことがある。「フーテンの寅」は男はつらいよの車寅次郎、 戦国武将にも多くの異名がつけられた。「東海一の弓取り」徳川家康、「独眼竜」伊達政宗、「甲斐の虎」武田信玄、「越後の龍」上杉謙信、などが挙げられよう。また、城下町においては、むかしの町の中心である城に対しヨコは「筋」、タテに伸びた道を「通り」と呼んだ。

 京都の通りでいえば、まる たけ えびす に おし おいけ あね さん ろっかく たこ にしき♪丸太町通り~錦通りなどである。大阪市内なら、 本町通や千日前通りなどが有名だ。豊中市立第九中学校は、城下町ではないが、年に一度体育大会前になると廊下に異名がつく。「応援旗通り(写真左上)」である。

 では、サクラって誰だ。映画「男はつらいよ」の妹サクラさんではない。応援旗制作にはかかせない、ポスターカラーの名前であった。今年の応援旗制作のポスターカラーを1,3年生はサクラさんに、2年生はターナーさんにお願いした。サクラさんとこのHPによると、~「こころ」のある色を通して、教育・文化に貢献するとともにあなたの暮らしを、そして未来をあざやかに彩ります~ 学校行事に適した「耐水性ポスターカラー」、それが、サクラさんとこの”ニューサクラカラー420mlポリチューブ入り”であった(写真1)。各クラス応援旗のデザインが決まると必要な色がおのずと決まってくる。九中応援旗はサクラさんかターナーさんの仕事で出来ていると言っても過言ではない。各クラス注文していた色が届いたら、塗るしかない。今、応援旗通りにて旗制作が真っ盛りである(写真2)。

 応援旗には自己肯定感・自己有用感がいっぱい。  

 今、体育大会に向けて九中生は本気である。クラス旗以外にも”ぽんぽん等”の応援グッズ(写真3)づくりも始まった。その一方で、「どうせ私ひとりがんばっても・・・」という発言がでてくるお年頃でもある。I LOVE ME!「自分のことを好き」とはなかなか言えない。が、クラスの役に立っているという気持ちがあれば、自分をちょっとスキになれるかもしれない。黒松せん定のシルバーさん達を見習いたい(→17日HP)。今から「自分のことが好き(自己肯定感)」や「自分はできる,役立っている(自己有用感)」感情を育てるのも中学生の役目だ。今年の3年生全国学力テスト生徒質問紙においても、「地域や社会を良くするために何をすべきか考えることがありますか?」「自分にはよいところがありますか?」の肯定的な回答は全国の平均よりも下回った。九中生よ自信を持とう。他者とのかかわりを深めて欲しい。それが体育大会での応援です。きゅーちゃん

 九中生のみなさんへ。体育大会ご出場おめでとうございます。クラスの団結力、体育の授業等、日々の努力を本番の応援でぶつけてください。もちろん競技も。躍動を願っています。

秋空に 想い彩り 旗映える