理科実験 美術 ポップのコーナー

理科実験(写真1)

美術の授業(写真2)

本のポップのコーナー(写真3)

 指導ルームさん来校     青少年指導ルーム指導員会の方々が毎年九中を訪ねてくれます。青少年指導ルーム指導員会とは、九中が誕生する3年前、昭和42年(1967年)に設置された市の歴史あるボランティア団体です。日々、小学校区を中心に活動し街頭指導や子どもに関する相談、危険箇所の点検等を行ってくださっています。今日は1年から3年までの授業や図書館の様子等をご覧いただき、その後校長室で情報交換をしました。ほっこり図書館

 SST 導ルーム導員さん 

 世間でSSTといえば、ソーシャルスキルトレーニング、「人が社会でほかの人と関わりながら生きていくためのスキルを身につける訓練」のことである。人は生まれてからたくさんの人と出会い、関わるスキルを身につけていく 。豊中市立第九中学校でいうSSTとは、指導ルーム指導員さん到来の略であった。(以下:指導ルームさん)

 豊中市立第九中学校おいても様々な場面で、”つながる力関わる力”の育成を念頭におき授業や行事をおこなっている。ポイントは、本人の良いところを伸ばす。指導ルームの方々には毎年授業を見学していただき、成長している九中生の姿をご覧いただいているのだが、メンバーが違う。生徒が違う。だから授業=百聞は一見に如かず。そこで今年の授業を、ここかしこで見学していただいた。まずは1年生の教室から。授業に迷惑にならぬようそろーっとね。指導ルームさんは廊下をそろそろ歩き教室へ向かう。1年生は、えっ?不審な表情を浮かべる。もちろん不審者ではなく、不審者を予防してくれる人たちである。こぞって指導ルームさんの方を見る。しかし、指導ルームさんが「先生の方を向きなさい」と、身振りで合図を送れば生徒たちは再び授業に集中する。理科実験の真っ最中だった(写真1)。ここは集中して欲しい。大型モニターやタブレットの導入により、今まで特別教室で行なっていた授業も教室で実施できるようになったのである。もう少し実験を見てみたいところだが・・・・後ろ髪をひかれつつ2年生の教室へ移動する。数学や技術・家庭等の授業を見学しながら、美術室へ向かう。3年生が”抽象表現による画面構成”に取り組んでいた(写真2)。後ろからそろそろ入ってくる指導ルームさんに動じることなく、集中して作業を進める3年生であった。

 最後は九中おすすめの図書館へ。ここで”ほっこり”としていただく(写真左上)。図書館司書の先生がやさしく微笑み、指導ルームのみなさんを迎える。「今、子どもがよく読むのが”ライトノベル”です。歴史上の人物に関する本も人気です。漫画もありますよ。雑誌もとりそろえています。今だけ展示のポップのコーナー。図書委員会の生徒たち中心に自分の紹介したい本のポップを書き展示しています(写真3)。本のないところは借りられています・・」。キンコンカーン。あっという間の見学時間が終了となった。

 情報交換会 校長室 

 校長室では九中の様子をお伝えし情報交換をおこなった。指導ルームさんからは、通学中の様子が気にかかる、心配だというご意見をいただいた。「校区の通学路に狭いところがあるが、4人が横になって歩いている時がある。2列になるといいんだろうけど、おしゃべりに夢中なのかな。」「通学路のある場所で暗くなっても、別れがさびしいのか九中生がいつまでも話をしています(笑)」生徒指導担当者からは、「通学についてはクラスや全校集会で、地域の方に迷惑にならないよう、安全に登下校しよう。暗くなる前にお家に帰ろう。と話をしているのですが、これからも適宜注意していきたいと思います。」和やかな情報交換をし、豊中市立第九中学校を今後ともよろしくお願いします。と締めくくった。 

秋日向 つづく見守り 指導ルーム