豊中市立第九中学校 予選  この一冊入魂  質問タイム

めざせ!中学生大会(写真1)

代表者:バトル発表本(写真2)

発表後:質問タイム(写真3)

 昨日は、サッカーの2020年ワールドカップ2次予選があり、日本がキルギスへでかけアウエーでバトルし勝利しました。九中2年生の皆さんも、15日体育館へバトルにでかけてました。といってもサッカーではありません。第2回「豊中市ビブリオバトルチャンピオンシップ」の九中2次予選がホームでおこなわれていたのです(下写真)。豊中市立第九中学校 ビブリオバトル

 ビブリオバトル チャンピオンシップに向けて 

 昨年の第1回「豊中市ビブリオバトルチャンピオンシップ」中学生大会(写真1)、豊中市立第九中学校は惜しくも優勝トロフィーを逃した。ところで、「ビブリオバトルチャンピオンシップ」とは何なのか?それは、おもしろい!と思った本を持ち寄って、みんなの前で紹介し「どの本が一番読みたくなったか?」を基準に投票する。最も多くの票を集めたものを「チャンプ本」に決定する。本を楽しむためのインテリジェンスなイベントなのである。

 主催は、豊中市教育委員会事務局読書振興課という確かな組織がおこなっているから安心だ。安全・安心を読書の中に求めたい九中図書館もバックにつき、第2回「豊中市ビブリオバトルチャンピオンシップ」出場をめざし九中2次予選がおこなわれたのだった。見事1位になった人は、12月15日の豊中市中学生大会予選に出場することができる。そこを突破すれば決勝大会だ。豊中市教育委員会の方が見守る中、バトルが始まった。今年は本格的な「のぼり」も用意して、雰囲気を盛り上げるなど力が入っている。

 ビブリオバトル 九中2年生が熱い!! 

 1次予選は2年生国語の授業の中で取り組んだ。クラスの中でチャンプ本を選び、各クラスの代表が今日15日の学年全体チャンプ本決定戦に駒をすすめたのである。体育館に集合すると壇上に設置されたスクリーンにはこれから紹介される本の画像と発表者名、そして巨大なタイマーが映し出されていた。発表者の制限時間は3分間。発表後は2分間のディスカッションタイムがあり、聞き手からの質問に答える。ルール紹介後発表者が紹介された!!各クラスの予選を勝ち上がったチャンピオン7名の名前が呼ばれると拍手と応援の声があがった。会場はあたたかい雰囲気に包まれる。

 今回紹介された本は7冊、ネタバレしないように発表だ(写真2)。1組から順に作品「砂漠」、2組「人魚の眠る家」、3組「ヴェールドマン仮説」、4組「塩の街」、5組「かがみの孤城」、6組「君の膵臓をたべたい」、7組「ドアD」を発表した。発表後はあたたかい拍手に包まれる。どの発表も、3分の制限時間いっぱいを上手につかい、聞き手に「読んでみたいな」と思わせる話しぶりで、会場からも楽しい質問や頼もしい質問が飛び出した(写真3)。手をあげたのに質問できない人も続出!国語科担当者「どうしても質問したいなら、本人をつかまえて質問してください。それが、図書委員会が目指す、本を通じての人との出会いにつながります。」さて、チャンプ本は・・・本なだけに「紙」のみぞ知る。

 豊中市教育委員会「本が大好きで作品に対して熱量が伝わってくるトークや、元々本が苦手だったバトラーに寄り添うトークもあり、温かい雰囲気が素晴らしかったです。質問も非常に活発で、質疑がビブリオバトルの醍醐味だと感じられました。市のチャンピオンシップも盛り上げたいですね。九中代表者の出場を心待ちにしています。がんばってください。」

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