県税育成全体会  講師の先生

 教科としての道徳

9月6日 健全育成会全体会(写真1)

九中校区の健全育成とは?(写真2)

教科:道徳科(写真3)

 自分の命を大切に… 今日9月10日は、「世界自殺予防デー」です。本日配付の全校だよりでは、”悩みや不安があったら、一人で悩まず、親御さん・先生・友達を頼るようにしよう。”と訴えました。また、「こどもたちの健全育成とこれからの道徳」ということで、豊中市教育委員会の先生のご講演を紹介しました。健全育成

 世界自殺予防デー 

  9月10日は「世界自殺予防デー」である。厚生労働省のHPによると「自殺対策基本法では、9月10日から9月16日までを「自殺予防週間」と位置付け、国及び地方公共団体は、啓発活動を広く展開するものとし、それにふさわしい事業を実施するよう努めるものとすることとされています。」また、WHO(世界保健機構)のテドロス・アダノム事務局長は「全ての死は家族や友人、同僚にとって悲劇だ」と指摘。自殺は防げるとして、世界各国に対して、持続できる形で、健康や教育に関する全国的なプログラムの中に自殺予防のための取り組みを組み込むよう呼び掛けた(CNN)。

 九中全校だよりでは、厚生労働省のポスターを掲載(左写真)し、「・・・長期休業明けに学校に足が向きにくい生徒もいます。生活リズムを作れていない人や悩み・不安があって気持ちが乗らない人もいるでしょう。朝礼等でも悩みや不安があったら、一人で悩まず、親御さん・先生・友達を頼るようにしようと常々伝えております。」自己肯定感を高めることが、「全ての死は家族や友人、同僚にとって悲劇だ」を防ぎます。道徳の授業の充実もそのひとつです。

 こどもたちの健全育成とこれからの道徳

  九中校区の「第2回健全育成会全体会」が、9月6日(金)千里公民館でおこなわれた。今回は豊中市教育委員会の春日先生に道徳の教科化を踏まえて「こどもたちの健全育成とこれからの道徳」と題し、ご講演していただいた(写真1,2,3)。

 道徳科は、小学校は前年度、中学校は今年度から始まった。先生は笑顔で話はじめる。全米オープン女子ゴルフ優勝者のように、にこやかな顔が会場をほっこりとさせる。「九中校区における健全育成とは?どのような子どもに育ってほしいか、ちょっと隣の人前後の人と話あってください」各テーブルで話し合う。それは・・「明るく元気」「自分の価値観を押しつけない」「人を馬鹿にしない」「多様性を認める子ども」「悪いことをしない」・・・さまざまな意見を吸い上げて講演はスタートした。なぜ、今「特別の教科 道徳」なのか?いじめ問題から自死、事件がおこる。社会総がかりでいじめに対峙していくための法律、いじめ防止対策推進法が制定された。いじめられている子を守り抜き、いじめている子には毅然として適切な指導をおこなう・・・・さらに、グローバル化、科学技術の進歩、そしてかつてないスピードで進行する少子高齢化など、こういった社会で生き抜いていく力やよりよい方向を目指す資質・能力を備える。心を育てるための道徳、主体的に考えるのが、教科としての道徳であることを教えていただいた。”きみがかがやくとき”を見つける。九中全校だよりでは、九中生の夏休み中の「善い行い」を掲載した。
 ・自転車ごと倒れている人が自転車の下敷きになって起き上がれなくなっていたので、自転車を持ち上げて助けてあげることができた。・幼い子どもが裸足でマンションから一人で出てきたので、家を探して、無事にお母さんの所まで届けた。・マクドナルドでポテトをお持ち帰りするのを忘れていた人がいたので、ポテトを持って全力で追いかけてポテトを渡した。
・転がっていたベビーカーを受け止めた・前から歩いてきた人が倒れて、救急車を呼んだ。

 今後もたくさんの善行があることを楽しみにしています。

全校で 健全育成 善行し