姫路城へ  姫路城内  姫路城内の姫路畳

 姫路城:見えてきた。(写真1)

 姫路城:城内急な階段。 (写真2)

歴史博物館:歴史を学ぶ。 (写真3)

 11月1日、3年生は体育館に集合し秋の校外学習に向かいました。行き先は「姫路城」です。校外学習とは、実地で見学や体験などをおこなうことを目的として、外部施設等に出かけて学習すること・・・で、今回の校外学習の目的は歴史学習と勉強一途からホッとするため、「クラスの友好IN姫路城」を画したのです。ランチタイム 国宝姫路城

 歴史文化を学ぶ(しおりより)

 なんといっても国宝姫路城である。1993年2月、奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となった。では、日本に幾多ある名城の中でなぜ、姫路城が選ばれたのか?理由はいくつかあった。木造建築の傑作!白亜(はくあ)の漆喰(しっくい)の使用と、建築構造の美的完成度やバランスが絶妙に素晴らしいのである。上空から眺めれば、天を舞う白鷺(しらさぎ)のように見える。だから、姫路城は世間から白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)とも呼ばれているのだ。保存状態がよく日本の城郭の構造を最もよく示し、築城以来400年もの間一度も戦火にさらされていない。別名「不戦の城」とも言われている。日本に住む者として一度は見ておきたいお城であった。その他にも、九中生自身の目で、感性で、姫路城や日本の歴史文化について、しっかりと学んで・・・と企画された「秋の校外学習」である。もうひとつ姫路城には遊びにいくのではない、だから向かう前には、事前指導も忘れなかった。

 「少人数での行動とは違って、大人数で行動するときのマナーというものがあります。一人のひそひそ声ならば大丈夫でも、100人のひそひそ声は騒音になりますよね?一人ならば、直前にさっと道を譲れば済みますが、100人が直前にさっと避けることは難しいですよね?校外学習は、大人数での行動のマナーを考える機会でもあります。」

 最高の秋晴れ 最高の天晴れ姫路城 校外学習のバスは、校長先生や教頭先生等に見送られ(一緒に連れてって)、いってらっしゃい!九時前に九中を出発した。高速道路を通って約1時間半、バスの車内から姫路城が見えてきた。「おぉーーーーー」と歓声があがる。やんごとなき(高貴な)お城が美しい。姫路城が近づいてくると、英語だけの標識も現れる。「なんでやと思う?」と生徒達に問うと、「海外の人が多いから」と返ってきた。実際に海外の人が多いのか?行けばわかる。ということでバスを下車して姫路城にいった(写真1)。海外の人が多い!多い!日本人の観光客より多いぐらい!さすが、世界遺産!!世界から人が集まっていた。

 城内に入ると、階段の急勾配(写真2)や門の屋根の低さに驚く。これは確かに攻めづらいなーとか、昔の人はどのようにして上ってたんかなーと素朴な疑問がわく。疑問に興味を重ねながら姫路城を登った。弓矢や鉄砲などを隙間から打つ狭間や石落としがあった。「攻撃するときはこれを使うんかー」と見たり、武器庫があったりと見所いっぱいの姫路城であった。天守にたどりつく。ここからの景色は絶景!城主(池田輝政)になった気分である。400年前に池田輝政もこの場所から姫路の町を見ていた、ロマンを感じるしかない。歴史博物館では、季節によって変わる特別展が開催されていた。姫路城が出来る前の姫路の街並みの様子や姫路城の模型などを見学(写真3)、あふれる歴史ロマンを学習し知識があふれた。

 担当者「最高の秋晴れの下、シロトピア公園で姫路城を眺めてお弁当を食べ(左上写真)、大いに学びつながることができた1日でした。周りの人は仲間です。これからの進路、50期生みんなで乗り越えていきましょう。」

 歴史知り よくつながった 秋の日に