小中連携研修  ESD関連本コーナー  「戦争と平和」をテーマにした展示

九中校区小中連携研修(写真1)

図書館入り口(写真3)

「戦争と平和」に関する本(写真5)  

 ESDの軸になる概念  SDGsが未来を変える  わしづかみにする絵本

  ESDを軸とする概念(写真2)

SDGsが未来を変える(写真4)

心をわしづかみにする絵本(写真6)  

 8月もまもなく終わりますが、学校図書館では2学期に向けて準備万端です。普段は、図書館の開放・図書の貸し出しはもちろん、調べ学習等で図書館を活用した授業づくりをしています。2学期も1学期以上に皆さんに図書館に親しんでもらおうと、いろんなアイデアをだし、たくさん図書館に来てもらえるよう準備をしています(下写真)2学期を迎える図書館

 九中校区小中連携研修 ※ESD:Education for Sustainable Development

 九中校区小中連携研修を8月19日に行った。校区の先生大集合!ということで千里コラボに多くの先生がこの指とまれと集まったのだ。目的は校区の先生たちが顔をあわせ、ともに共通のお題を学び、ともに微笑みということで実施している(写真1)。

 さて、中学校では2021年度より新学習指導要領の全面実施を迎え、「持続可能な社会の担い手を育成する教育(※ESD)」の考えが、学習指導要領の理念として組み込まることが決まっている。ではESDとは何か?そこは専門家に聴こう。岡山大学大学院教育学研究科 ESD協働推進室 柴川弘子先生におこしいただき、先生から、「ESDめがねを身につけてみよう ~ 子どもの「問い」・私たちの「問いかけ」~」という内容でお話しいただき、小中の先生方で共有した(写真2)。参加した先生「ESDの概念を取り入れた授業計画を考えて実践していきたい。」 

 2学期を迎えるまでに 図書館   ESDは、持続可能な図書館にも伝播する。2学期を迎えた図書館は入口手前から少し”変身”していた。カフカの本はないが、SDGs(持続可能な開発目標)に関する本がたくさん並ぶのだ(写真3,4)。九中校区の先生たちは夏休み中に「ESD」について一緒に研修を受け、今の子どもたちが新しい時代を生き抜いていくために必要な教育について学び、もちろん図書館司書の先生も学んでいた。これからの世界がより良くなるように一緒に取り組む時代が来ているのを実感された。ESD関連本を集め紹介しよう。そこで、どんなことが課題になっているのか知るための本が集合したのだった。館内には他にも「戦争と平和」をテーマにした展示がある(写真5)。映画「この世界の片隅に」の原作マンガや、大阪にも落とされた模擬原爆について書かれた『パンプキン』(令丈ヒロ子著)など、新しい資料、読みやすい本を中心に紹介してある。反対側にはもう一つ「心をわしづかみにする絵本」と題して、絵本の展示へと”変身”していた(写真6)。

 学校司書夏休み7月10日から夏休みの期間中は、『何冊でも好きなだけ借りてね』という特別貸出をしていました。一番たくさん借りた人は、115冊! ほかにも歴史や古典のシリーズもの読破にチャレンジした人がいました。中学生の夏休みに読んだ本はきっと心に残り、これからの人生の糧となることでしょう。今年は夏休みの間に、床のワックスがけと窓の紫外線防止フィルムを貼る作業を行いました。床は白く美しくなり、窓からは1年中南丘公園の木々が望めるようになりました。」

図書館は 休みのあいだに へんしーん