飯ごう炊飯  カレー完成  いただきます。

飯ごう炊飯:かまど係(写真1)

飯ごう炊飯:カレー完成(写真2)

飯ごう炊飯:いただきます(写真3)

  10月31日1年生は、秋の校外学習でした。「みんなで協力してカレーの成功に導き、楽しもう」という目標を掲げ、「吹田市自然体験交流センターわくわくの郷(下写真)」に出かけ、飯ごう炊さんを実施しました。わくわくの郷

 進路をわくわくの郷に

 2年生は職場体験の真っ最中。キャリア教育に進路をとる中、1年生はクラスの親睦を深めるため「わくわくの郷」へ進路をとった。九中を出発し、徒歩で約1時間をかけて目的地へ。道中では安心・安全、車に気をつけた。世間の人に配慮し道にひろがらないのはもちろんである。友だちとおしゃべりしつつ、「わくわくの郷」に向かう。友達とのお話は楽し、親睦を深めわくわくだった。班ごとに列を崩さず気がつけば50分が経過していた。あっという間に「わくわくの郷」に到着した。

 「わくわくの郷」入村式でセンターの山下さんから飯ごう炊さんについての注意を聞き、ふむふむとうなずいて、「さぁ、とりかカレー!」。4つのキャンプサイトに分かれ、いよいよ飯ごう炊さんのスタートである。わくわくカレーづくりの始まりだ。 

 進路はカレーづくりへ 

 1年生はカレーへと進路をとった。かまど係(写真1)、調理係に分かれた。かまど担当は火を起こすため新聞紙を燃やす。火がおきないで寝たままだと華麗なカレーはつくれない。人類は火の使用によって他の動物より先じたのは歴史で学ぶ。北京原人さん達は自分は寝ても、火をおこすことで獣から身を守った。暖をとった。食物に火を通し美味しく食べた。人類は火の使用により文明を持ったといっても過言ではない・・・火の大切さに思いを馳せるまもなく、「灰」が飛んできた。新聞紙を多く入れすぎたのだ。灰に注意せよ「ハイ」!灰を避け、風上に回れ。急がば回れ。火がおきれば切った具材を鍋に入れるー。ルーも投入する。鍋に水を入れすぎても大丈夫だ!これはスープカレーなのだと納得する。一方調理係では野菜をていねいに切りすぎて(タマネギみじん切り?)時間がかかり、まきが足らない班もでる。お米を研(と)いだ後、水を入れずに飯ごうを火にかけようとする班・・・失敗から学び、みんな懸命に自分の責任を果たす。

 完成だ(写真2)。「いただきまーす」。できあがった班からみんな笑顔でカレーを食べた(写真3)。屋外で食べるカレーはひと味違う。もちろん「美味しい」。おかわり~!と言いながら、3杯、4杯ともりもり食べる1年生の姿もあり。「ごちそうさま」の後は、後片付けである。立つ鳥は後を濁さない。洗い場に列ができ頑張って洗った。スタッフの山下さんの目が光る。焦げ付いて黒くなったところは念入りにゴシゴシしと洗い、飯ごうはきれいになっていく。チェックを受け、一発合格した班は嬉しそうに先生に報告していた。お家でカレーをつくることがあったら「まかせておけ」も学んだ。

 この校外学習では、「みんなで協力してカレーの成功に導き、楽しもう」の目標を達成できたのではないだろうか。これからの学校生活でもこの日に学んだ協力、協働の大切さを忘れずに。 

 偉大な学年は「協力・協働」から生まれる