WRO 決勝大会ポスター  スマートデリバリー  全国大会プレゼン

WRO 決勝大会(写真1)

スマートデリバリー(写真2)

決勝大会:プレゼン(写真3)  

 ラグビーワールドカップ(W杯)、13日夜におこなわれた日本―スコットランド戦では、日本が28―21で勝利する快挙!初の8強入りを決めました。頑張れ!日本!次は南アフリカとベスト4をかけ対戦、日本ラグビーW杯が今や大きな盛り上がりを見せています。さて、世界大会は、ラグビーだけではありません。豊中九中1年生の西山黎音さんが豊中二中の鳥居さんとチームを組み、世界大会出場を果たしました。WRO ワールド・ロボット・オリンピアード日本代表となり、11月におこなわれるハンガリー世界大会へと向かいます。”君の夢かなえる場所”はハンガリーにあり、です。朝日新聞掲載 

 WRO ワールド・ロボット・オリンピアード 

 WRO HPによると、「WROは、教育的なロボット競技への挑戦を通じて、世界中の若者・⼦どもたちの参加を募り、彼らの創造性と問題解決⼒を育成することを⽬的として活動しています。⽇本においてはさらに、明るい未来社会づくりを⽬的とした将来の科学者・技術者づくりとして、⻘少年の科学技術への興味拡⼤、世界で活躍する⼈材育成、および科学技術教育における指導者⽀援、育成の活動を⾏っています。」とある。未来のエジソンを目指す。西山さんたちは、オープンカテゴリー部門にエントリーした。

 「オープンカテゴリー」部門とは・・・与えられたテーマを研究し、テーマに沿ったロボットを自由に作成。プレゼンテーションをビデオ撮影し、その内容を審査。ビデオ審査にて選抜された優秀チームはWRO Japan会場で審査員の前でプレゼンテーションするのだ。全国大会(兵庫県 写真1)では、予選を突破した15チームが世界大会出場をかけプレゼンをおこなった。西山さんのチームは、並み居る強敵をバッタバッタとは倒さなかったが、審査員の前で、無駄なく効率的な「スマートデリバリー(写真2)」をスマートに披露する(写真3)。「石の上にも3年」はかからない。小学校6年生の終わりからアイデアを温め、構想に三ヶ月を費やし製作に二ヶ月をかけ、「スマートデリバリー」を完成させた。プレゼンでは、アイデアが評価され優秀賞を獲得、ハンガリー世界大会へと駒をすすめたのである。

 保護者「親として食事も含め体調管理以外はしてあげらませんが、せっかく良い機会をいただいたのでハンガリーでも頑張ってきてほしいです。」担任「なにはともあれ、全力を出し切ってやりきったという思いをお土産に帰ってきてほしいです。」 詳細は、朝日新聞に掲載の記事を九中からデリバリー!

 豊中の中学生2人 ロボコン世界大会へ  路線バスで宅配 提案 朝日新聞10月11日 (左上写真)

   11月にハンガリーで開かれる国際的なロボットコンテスト「ワールド・ロボット・オリンピアード(WRO)」に、豊中市立第二中学校1年の鳥居亜実さん(13)と市立第九中学校1年の西山黎音(れのん)さん(13)が日本代表として出場する。2人は、与えられたテーマに沿って自律型ロボットを作り、プレゼンテーションをしてアイデアと技術を競う「オープンカテゴリー」にエントリーした。8月に兵庫県西宮市であった国内の決勝大会に臨み、日本代表として世界大会に出場する12チームの一つに選ばれた。

 今回のテーマは「スマートシティ」。2人は3月、ロボットによるごみ回収や空港の荷物引き取りなどから検討を始め、アイデアを膨らませていった。3カ月かけてたどりついたのが、宅配便の荷物を路線バスで運び、バス停で自由に受け取ることができる「スマートデリバリー」というアイデア。人手不足の宅配業界を悩ます「再配達」の問題が減らせると考えた。・・・3日に豊中市役所を表敬訪問した2人は、長内繁樹市長から「スマートシティというテーマで宅配便に着目した発想がすごい」と激励された。世界大会のプレゼンは、英語なので不安もあるが、鳥居さんは「とにかく世界大会を楽しみたい」。西山さんは「自分たちのアイデアを発信する機会を得られてうれしい」と話した。 

目標は他人から与えられても駄目。目標はいつも自分の中から生まれてくるべきなんだ。 ウッズ