黒板掃除  ろうかの掃除  掃除道具入れ

黒板掃除を極めよ!!(写真1)

掃き掃除を極めよ!!(写真2)

投げない!掃除道具入れ(写真3)

 整備委員会の清掃強化週間が始まりました。期間は7月8日~17日です。ただ、清掃を強化したからといっても、腕の筋肉をつけるためではありません。めざすは、クリーン九中です。そこで、7月の全校朝礼でわれらクリーン調査隊と称して「正しい清掃の仕方」を確認しました。整備委員会は、放課後、各教室を点検します掃除の時間

 学級の美化:整備委員会 

 整備委員会の3大目的といえば、◇教室の美化につとめる。◇学級内での清掃区域分担、および清掃活動がきっちりできるようにクラスに働きかける。◇学級の清掃用具、カーテンの管理・修理である。つまり、この3大目的を達成すれば、居心地のいい学力向上空間を確保出来るのだ。そこで学級の美化を推進するにあたり、整備委員会では、清掃強化週間を設けた。 

 告知は7月全校朝礼の時に、「われら九中クリーン調査隊」がおこなった。だが、そもそも九中生は正しい掃除の仕方を知っているのか。知らないけど知っているつもりになっているだけじゃないのか?自分は何故ほうきを持っているのか?ぞうきんでどうして拭くのか?あれもこれも疑問、疑問は疑問を呼ぶ。担当者の頭にフランスの哲学者デカルト(1596~1650)が浮かぶ。デカルトは、絶対的な真理を求めて全てを徹底的に疑った。 何故そうじをしなければならない?なぜTほうきは存在する?私はだーれ?疑わしいものを全て疑って、どんなに疑っても疑えないものが残るなら、それは真理と言えるのではないかと考えた。だが、「自分は本当は存在しないのではないか?」とどれだけ疑っても、「疑っている私」という存在は疑うことはできない。大発見!「我思う、ゆえに我あり」の名言を残したのである。

 学校掃除の正しい手順:整備委員会

 整備委員会担当者は我にかえった。掃除の主役は生徒だ。我思う。掃除をするのは君たちだ。われら九中クリーン調査隊は、学校そうじの 正しい手順を広めるべく全校朝礼でマイクを握った。ミッション①は黒板掃除を極めよ(写真1)!!普段どうやって掃除してるかな?黒板掃除はただ消すだけでは意味がない。上から下へ一方向に黒板消しをおろす。角度は45度ぐらいで。こうして掃除をした黒板は美しい。翌日、1限目の教科担当者はきっと感心するはず。

 ミッション②は窓ふき掃除を極めよ!!これも一定のルートで拭くと、驚くほどきれいになる。ミッション③は、掃き掃除を極めよ(写真2)!!だ。「チャンバラはしてはいけません。ほうきでホッケーも駄目です。教室のすみから取りこぼしがないように丁寧に掃きます。」ミッション④は、気になるところを掃除しよう!ゴミやホコリが溜まりやすい場所は、こうしてああして、ほら、きれいになった。最後に掃除箱の確認、きれいにほうき等が整頓されている掃除箱・・扉を開けた瞬間に気分良く掃除を始められるが、なんだこれ?の状態になっている掃除箱(写真3)だと掃除をやろうとするモチベーションが下がる。掃除の出来映えは押して知るべし。こうして、学校そうじの 正しい手順を確認し「我思う、ゆえに我掃除する」と清掃強化週間が始まった(写真左上)。

 担当者「今週は清掃後に、整備委員が教室を回って清掃のチェックをおこないます。チェックポイント は、黒板がきれいに消されているか?床にゴミが残っていないか?机や椅子はきれいにそろっているか?等です。清掃優秀クラスは、終業式で表彰しようと考えています。」

 梅雨空に そうじ極めて 心晴れ