卒業まで後26日

面接当日の流れ

面接室前

卒業まで後26日(写真1)

面接虎の巻より(写真2) 

面接室前では(写真3)

  ~ 面接練習 ~  卒業まで学校に登校するのは後26日(教室の日めくりカレンダー 写真1)。3年生がいよいよ進路に向かって走り出しました。私立高校を受験する人は出願を終え、面接のある学校は面接練習をおこないます。本番に向け校長先生、教頭先生、進路担当、生徒指導の先生による模擬面接、合い言葉は「未来の自分のために」で、当日の流れを確認しました。進路ポスターストリート

 控え室から入室まで

 人は何のために学ぶのだろうか?答えは君のなかにある。豊中九中進路ストリート(左写真)には「我が高校に来て」!と訴えるポスターが目白押しであった。「夢・発見・実現」「未来の自分にワクワクする」「知らない自分と向き合い、知りたいと出会う」・・・私学を受ける人は、学校見学や体験授業を通して考え受験校を決定した。面接のある学校もある。面接というと誰でも緊張するものだ。そこで、担任の先生から面接の要点を虎の巻(進研ゼミ 中学講座第2号より 写真2)で確認し、先週の金曜日には担任の先生と一緒に面接対策をおこなった。とあるクラスでは担任が、「入室・あいさつ・着席・・・退室」までの流れを良い例、良くないな、こんな「礼」と自ら演じてみせた。

 2月3日(月)と4日(火)は本番を意識しての模擬面接だ。校長(進路)室前が控え室である。いすに座り待つ。実はここから面接は始まっている。あなたの立ち居振る舞いが見られている。だから「私、面接では緊張するから控え室でいっぱいしゃべっとこ・・・」はNGである。必ず聞かれるであろう志望理由など伝えたいことを思い出しながら、控え室では静かに待つ(写真3)。順番が来た。こんこんと2回ドアをたたく。「これから面接をお願いします」の気持ちを込めて。

 面接中 

 緊張のなか、テーブルを挟んで見合って見合ってお見合いが始まった。もちろん相撲ではないので対決するのではない。がつんともぶつからない。ぶつからず、面接官と九中生の間に信頼関係を深めて対応するのが面接だ。面接官は、あなたの良いところを見てくれる。質問に関しては、背筋を伸ばし自信を持って答えよう。質問内容がいくら考えても解らないときは「わかりません」とはっきり言う。黙ったままにならないこと。面接では「沈黙は金」にはならない。質問には的確に答える。ゆっくりしゃべる。面接が終われば、静かに椅子の横に立つ。面接をしてくださって、感謝、感謝。第1志望の学校ならこれから3年間通う学校となる。だから、これからお世話になりますと、気持ちを込め「ありがとうございました」。面接が終わったとある生徒「日本語の語彙力がないので、外国の人のようにかたい話し方になってしまって・・・。」と恥ずかしそうにいいつつ、お母さんと昨日練習をしてきたと初々しく語っていた。

 語先後礼 面接の仕上げが「ありがとうございました」と先に言ってから後で礼をする”語先後礼”だ。人間意識していないと「ありがとうございました」と言いながら同時に礼をしてしまう。語先後礼やってみると違いがわかる、びしっ!と決まる。これでその場の雰囲気が締まる。気持ちを込め「ありがとうございました」。ありがとうございました→「あーした」と省略すると明日がこないかも知れないので気をつけよう。

 春はそこ 未来の自分 今語り