毎日新聞(11月27日)  こんなこと言われたら嫌だな  一番嫌だと思うのは?

 11月27日(水)毎日新聞より(写真1)

社会を明るくグループワーク(写真2)

すぐに返信がないが圧倒(写真3)

 家庭教育講演会 期末テスト初日です。九中生が問題を解いていた頃、地域の方も学びました。九中校区保護司会 ・健全育成会・地域教育協議会主催の「家庭教育講演会」です。「家庭教育講演会」は”社会を明るく”する運動の一環として毎年九中体育館でおこなわれています。今年は、LINEオフィシャルインストラクター福泉敏子さんにお越しいただき、「楽しいコミュニケーション  ~ こどものネットトラブルを防ぐ3つの対策 ~」テーマにご講演をお願いしました(下写真)。家庭教育講演会

 “社会を明るくする運動”の誕生 

 昭和24年7月1日に非行少年や犯罪者の立ち直りの支援と、犯罪の予防を目的とした「犯罪者予防更生法」が施行されました。これによって更生保護制度が新しくスタートしましたが、戦後の荒廃した社会の中にあって、街にあふれた子どもたちの将来を危惧していた東京・銀座の商店街の有志が、この法律の趣旨に共鳴し、同年7月13日から1週間にわたって「犯罪者予防更生法実施記念フェアー(銀座フェアー)」を開催しました。・・・昭和26年、この活動を「社会を明るくする運動」と名付け、社会に広めることとしました。これが“社会を明るくする運動”の始まりです。(参考:法務省HP)

  

 人の価値観は千差万別 10時前会場に人が続々集まった。用意した約400の椅子が埋まっていく。保育用畳席も用意しどこからでもどうぞ。ほぼ満員御礼、会場担当者はニッコリ。健全育成会会長「九中生の健育入選標語を紹介します、・・・”スマホより君の顔見て話したい”今日の講演のテーマにぴったりだと思います。」今朝の朝刊で、「SNS連れ去り急増・・・無防備な利用(写真1)」と大きな見出しで報道されていた。今日は社会を明るくする運動ではあるが、明るいコミュニケーションができるのか?暗い内容も予想される。だが、こどものネットトラブルを防ぐ3つの対策は是非聞いておきたい。講師の福泉さんがマイクを握られた。

 講師の先生「今日は楽しいコミュニケーションをとっていただきたいと思います。4人ぐらいのグループをつくり意見交換をして、想像していただきます。」参考資料~家庭での対話編~を使って、LINEのなかでいろんな場面が設定されてのグループワークである。大人は子どもがスマホを触ったら何が心配か?対戦ゲーム、課金、SNS、ネット依存・・・心配の種はつきない。”子どもはリビングにいるけれどもスマホを触っている間は違う世界にいて、知らない人とつながる可能性がある”のを、シリに聞かないでも知る。子どもはリアルな世界で知らない人に、”ついていかない”は理解しているのだが、SNS、オンラインゲーム、チャットでつながった相手は知り合いだと思いこむ。ネットでつながった相手は知り合いでないことを教えなければならない。顔も名前も知らない人とのメッセージには「答えたらあかん」。先生は、感情は”人それぞれだ”というのを5色のカード教材を使ってワークをしてくださった(写真2)。和む。子どもが一番嫌だと思うカードはどれでしょう?カードをあげてください。挙がった。「すぐに返信がない」青いカードが圧倒的に多い(写真3)。子どもは違うぞ。大人自身の思い込み、子どもとの認識や感覚のずれを体感する。価値観の違いは千差万別だ。十人十色なのがSNSだ。家庭が理解してこそ危険が遠のく。福泉さんの講演が終わる頃、コミュニケーションが広がり明るくなった家庭教育講演会だった。 

 事務連絡 防犯イルミも”社会を明るく”てらす。講演会後、防犯イルミネーションご協力募金を呼びかけさせていただき返礼品もご用意しました。賛同していただいた皆さん本当にありがとうございました。防犯イルミ点灯式は12月12日におこなう予定です。お越しいただきご覧いただければ幸甚のいたりです。

イルミ点灯式 12月12日(木)16:45分予定 ~LINE教育の充実~